NHKドラマ10「タイトロープの女」('12) | Marc のぷーたろー日記

NHKドラマ10「タイトロープの女」('12)

亡き父親のワイヤー工場を継ぐことになったピアニストの女性を描いた全6話のドラマです。主演は池脇千鶴さん、共演は高岡早紀さん、小澤征悦さん、本田博太郎さん、石田卓也さん、佐川満男さん、笹野高史さん他。

NHKドラマ10「タイトロープの女」公式サイト
Wikipedia「タイトロープの女」


主人公 (池脇千鶴さん) が超絶バカ過ぎてイライラするドラマでした。

しかもその対比として出て来る義母 (高岡早紀さん) も共感しにくいキャラで、観ていてストレスがたまるだけ。

こういうキャラクターを登場させているのは作り物ではない生身の人間の現実味を出そうという意図があったのかもしれませんし、主人公に関しては終盤の「成長」を際立たせる意図があったんでしょうが、ここまで共感できないキャラクターを中心にしてストーリーを展開されても、視聴自体が苦痛。もちろん、共感できないキャラクターでもストーリーの面白さで引っ張ってくれればいいんですが、どこかで観たことがあるような平凡な話で全然ワクワクしないし。

結局、ありきたりの平凡な話を、ただ共感しにくいキャラクターで映像化しただけのドラマでした。