「坂の上の雲」第3部 ('11) | Marc のぷーたろー日記

「坂の上の雲」第3部 ('11)

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」全13話のうち、昨年と一昨年にそれぞれ放送された第1部(第1話~第5話) と第2部(第6話~第9話) に続く、完結編となる第3部(第10話~第13話) です。主演は本木雅弘さん、共演は渡哲也さん、高橋英樹さん、柄本明さん、阿部寛さん、石原さとみさん、松たか子さん、菅野美穂さん他。

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」公式サイト
Wikipedia「坂の上の雲 (テレビドラマ)」


たぶん、今回の第3部が一番の見せ場だったんだとは思います。これを楽しみにしていたおじさんたちも多いんでしょう。確かに、テレビドラマの枠を超えた超ド迫力の戦闘シーンは文字通り息を呑むほどで単純に「スゲー」と思いましたし。

ただ、僕はこういう「戦争もの」にほとんど興味も関心もないので、延々と続く戦闘シーンにはついていけず…。

第2部までで描かれていた明治という時代の変革期を舞台にした「青春群像劇」に惹かれていた僕にはイマイチ楽しめませんでしたが、これは作品の出来がどうこうではなく、単純に僕の好みではなかったというだけです。


ドラマとしての出来は相当に、と言うより驚くほどに高く、明治という時代と日露戦争を、戦後民主主義的偏った視点とは明らかに異なるバランスの取れた視点で描いているのはグッド!

教科書では学べない日本の近代史として、日本人なら一度は観ておくべき作品であることに疑いの余地はありません。


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