CBC開局60周年記念スペシャルドラマ「初秋」('11) | Marc のぷーたろー日記

CBC開局60周年記念スペシャルドラマ「初秋」('11)

井上靖さんの小説「凍れる樹」を役所広司さん主演、原田眞人監督でドラマ化した作品です。共演は中越典子さん、でんでんさん、岩松了さん、キムラ緑子さん、藤村志保さん他。

CBC「初秋」公式サイト


夏の京都の風情を味わえるセミドキュメンタリーと思って観れば、かなり楽しめました。映像も奇麗でしたし。また、小津安二郎監督の「晩春」を引用するセンスもグッド!


が、ストーリーは


キ、キモイ (((゜д゜;)))

確かに「文学」的な題材ではあるし、文字で読む分にはいいんですが、実写映像で観ると、50代半ばを過ぎた男と20代の女性の恋愛は正直、気持ち悪いです。いくら役所広司さんが渋い二枚目を演じていたとしても、相手の女性が15歳の時に男の方が「想いを抱いた」という設定には吐き気しかしません。また、ヒロインを中越典子さんに演じさせるセンスも、いかにも「スケベオヤジの妄想」っぽい狙いが見え見えだし。


ところで、そもそも名古屋のテレビ局の記念番組なのに京都を舞台にしてるってのは、どうなんでしょう?