「陽はまた昇る」('11) | Marc のぷーたろー日記

「陽はまた昇る」('11)

警察学校を舞台に、警視庁捜査一課の敏腕刑事だった新人教官と訓練生の姿を描いた青春ドラマです。主演は佐藤浩市さん、共演は三浦春馬さん、池松壮亮さん、斉藤由貴さん、ARATAさん、YOUさん、六角精児さん、石野真子さん、真矢みきさん、橋爪功さん他。

テレビ朝日「陽はまた昇る」公式サイト
Wikipedia「陽はまた昇る (テレビドラマ 2011年)」


今年の5月に放送された「エピソード0」とも言うべき「最後の晩餐~刑事・遠野一行と七人の容疑者~」 があまりに酷い出来だったのであまり食指は動かなかったのですが、池松壮亮くんが出演するという、それだけの理由で観てみました。


これは、コントですか???


「エピソード0」も酷かったですが、こちらも酷い (^^;;;

警察学校でのシーンはさほど悪くなかったんです。一風変わった青春学園モノとして観れば、池松君と三浦春馬君がちゃんと演技の出来る子なので安心して観られましたし、助教役の波岡一喜さんも「いい味」出してましたから。もちろん、真矢みきさんの「宝塚の男役」演技 (普通のドラマでは違和感しかない) と YOUさんの独特の存在感はギャグでしかなかったですし、最終回の展開には相当にズッコケましたが (^^;;;

ところが主人公の妻 (斉藤由貴さん) と逃亡犯 (ARATAさん) のエピソードは「最悪」という表現すら足りないくらい酷い。2人のシーンになると途端に支離滅裂で意味不明の頓珍漢な世界に。終盤の展開も無茶苦茶で「脚本家の頭は正常なのか?」と問い詰めたくなるレベル。

主人公が、逃げた妻のケータイの留守電に吹き込む「自分語り」も薄ら寒いし、メインの役者が充実しているだけに、一段と「トンデモ」感が増していたように感じられる「ネタドラマ」でした。


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