「ハガネの女 シーズン2」('11) | Marc のぷーたろー日記

「ハガネの女 シーズン2」('11)

昨年5月から7月にかけて放送されていた熱血小学校教師の女性を主人公にした学校ドラマの第2弾です。主演は吉瀬美智子さん、共演は要潤さん、設楽統さん、清水ミチコさん、斎藤工さん、片岡愛之助さん、高橋克実さん他。

テレビ朝日「ハガネの女」
Wikipedia「ハガネの女」


シーズン1は、シーズン2開始前の集中放送で観ました。

「悪魔のような子供たち」と思わせながら、その子供たちが「実は魅力的ないい子である」という描き方は悪くないのですが、そればかりであることにちょっと違和感がありました。意図は分かるんですけど、あまりに「そればかり」だとキレイごとにしか見えないんですよね…。

そんなわけでさほど期待していたわけではないのですが、高橋克実さんが出演するという、それだけの理由で観ることにしました。


基本的にはシーズン1と同じ。よく取材はしてるんだと思います。個々のエピソードはきっと実際にある話でしょうし。

でもそれらのエピソードを全て1つのクラスで起こさせているために、嘘っぽく見えてしまうんです。取材したネタを「あれもこれも」と全部入れましたという感じで、そのせいで個々のエピソードの描き込みが薄くなってるし。

「連続ドラマ」の特質上、ここまでやらないと視聴者を捕まえておくことが出来ないんだろうなという「大人の事情」は分かりますけど、あざと過ぎるんですよね…。

それもこれも僕が「素直な気持ち」でドラマを観られなくなっているのかも知れません。心が汚れてるんでしょう (^^;;;


お目当ての高橋克実さんについては特にこれと言って特筆すべきところはなく…。ただ斎藤工さんと一緒に学校の先生というとどうしても「フルスイング」('08) を思い出してしまいます。高橋さんの役柄は似た感じですが、斎藤さんはだいぶイメージの違う役でしたけど (^^)

ところで、そもそも吉瀬美智子さんのような色気ムンムンの女優が「女子力の低い女」を演じるのはかなり無理があると思います (^^;;;


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