ドラマW「ビート」('11) | Marc のぷーたろー日記

ドラマW「ビート」('11)

今野敏さんの異色警察小説を奥田瑛二さんが監督・主演したドラマです。共演は高良健吾さん、水野絵梨奈さん、宮崎美子さん、平田満さん、塩見三省さん、緒形直人さん他。

WOWOW ドラマW「ビート」



こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、



すっげー間抜けな男の話


もちろん、あそこまでおかしくなってしまうほど追いつめられていく主人公の姿には、ちゃんと説得力もあるし、「ありえねー」とは思わないんです。

ただ、こういう話を文字で読む分にはともかく、映像で観ると、間抜けさが際立って見えてしまって、これは「ブラックユーモア」作品なのかと思えてしまうのです (^^;;;

そんなわけでストーリー自体にイマイチ乗れなかったのですが、映画監督としての実績もある奥田瑛二さんの演出は映画的でしっとりと落ち着いているし、主人公のキャラクターに奥田さんはハマっていましたし、作品としての出来は悪くなかったんじゃないかと思います。

ただ、万年青年イメージのある緒形直人さん (僕と同年代) が年頃の不良娘の父親役だったのには、軽くショックを受けました (^^;;;