「さよならロビンソンクルーソー」('10)

第22回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した野木亜紀子さん同名作品を映像化したドラマです。主演は田中圭さん、蓮佛美沙子さん、綾野剛さん、菊池凛子さん。

→ フジテレビ「ヤングシナリオ大賞2010 さよならロビンソンクルーソー」



観るんじゃなかった… orz


ドラマとしての出来以前に、このドラマの主人公みたいな人間が死ぬほど大嫌いなんです。貢がせる人間がサイテーなのは当然として、もっと悪いのは貢ぐ人間。甘やかすことを愛情と勘違いし、お金を貢ぐことで相手の役に立っていると感じ、そこに生き甲斐を感じる人間。自分に自信がないことの裏返し。純粋に尽くしているだけのような顔をして本当は見返りを求めているのが見え見え。虫酸が走る。

菊池凛子さんのぶりっ子気味のセリフ回しも生理的に受け付けませんでしたし、貢ぐ人間と貢がせる人間の薄汚さばかりを見せつけられて、終始一貫して不快なだけでした。

ホント、観なければ良かった。


ドラマとしては、田中圭くんも、蓮佛美沙子ちゃんも、綾野剛くんも、それぞれ役に合っていたと思いますし、主人公のような人たちが現実にいることは確かなので、共感する人は多いと思います。単に僕に合わなかっただけで。