「さよなら、アルマ〜赤紙をもらった犬〜」('10)
第二次大戦中に戦場に送られた「軍犬」の実話をもとにした水野宗徳さんの同名小説をドラマ化した作品です。主演は勝地涼さん、共演は仲里依紗さん、玉山鉄二さん、加藤清史郎くん、石原良純さん、斎藤工さん、草笛光子さん、小栗旬さん、中村獅童さん、小泉孝太郎さん、池内博之さん、やべきょうすけさん他。
→ NHK「さよなら、アルマ」公式サイト
→ Wikipedia「さよなら、アルマ」
題材には惹かれなかったのですが、無駄に(?)豪華なキャスト陣に惹かれて観てみました。
「かわいそうなぞう」のような児童向けの反戦童話や絵本のように感じました。80分弱と短い尺も子供向けとしてはちょうど良いですが、その分、描き込みや踏み込みが足りず、総集編かダイジェスト版のようにさらっとし過ぎていて大人が観るにはかなり物足りないです。
また、お目当ての「豪華なキャスト陣」ですが、全体にあっさりとした描写なので特に印象に残る役者さんはいませんでした。その意味では確かに「無駄に豪華」だったかもしれません。それでも強いて挙げるならば、小泉孝太郎さんが今まであまり観たことのないタイプの役柄だったのだけは意外性がありました。悪くはなかったです。
ところで原作者の水野宗徳さんってどこかで名前を見たことがあったなぁと思って調べてみたら、映画にもなった「おっぱいバレー」の原作者でした。こういう作品も書くんだなとちょっと驚きもありましたので、機会があれば原作も読んでみようと思います。
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→ NHK「さよなら、アルマ」公式サイト
→ Wikipedia「さよなら、アルマ」
題材には惹かれなかったのですが、無駄に(?)豪華なキャスト陣に惹かれて観てみました。
「かわいそうなぞう」のような児童向けの反戦童話や絵本のように感じました。80分弱と短い尺も子供向けとしてはちょうど良いですが、その分、描き込みや踏み込みが足りず、総集編かダイジェスト版のようにさらっとし過ぎていて大人が観るにはかなり物足りないです。
また、お目当ての「豪華なキャスト陣」ですが、全体にあっさりとした描写なので特に印象に残る役者さんはいませんでした。その意味では確かに「無駄に豪華」だったかもしれません。それでも強いて挙げるならば、小泉孝太郎さんが今まであまり観たことのないタイプの役柄だったのだけは意外性がありました。悪くはなかったです。
ところで原作者の水野宗徳さんってどこかで名前を見たことがあったなぁと思って調べてみたら、映画にもなった「おっぱいバレー」の原作者でした。こういう作品も書くんだなとちょっと驚きもありましたので、機会があれば原作も読んでみようと思います。
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