「リアル・クローズ」('09) | Marc のぷーたろー日記

「リアル・クローズ」('09)

槇村さとるさんの漫画「Real Clothes」をドラマ化した作品です。主演は香里奈さん、共演は黒木瞳さん、西島秀俊さん、小泉孝太郎さん、加藤夏希さん、高岡蒼甫さん、IMALUさん、田中哲司さん他。

関西テレビ「リアル・クローズ」公式サイト
Wikipedia「Real Clothes」


昨年の 9月にも同じスタッフ&キャストで単発のスペシャルドラマとして放送されましたが、その続編ではなく、「再ドラマ化」というのがちょっと新鮮でした。

当初は田渕役が前作の山本太郎さんから西島秀俊さんに変更されたことに違和感を感じていたのですが、ストーリーが進むに連れて、この連続ドラマ版で西島さんに変更したのは正解だったのかなと思えるようになりました。もちろん、コメディなのにいつもの「棒読み、無表情」演技なのには閉口しましたが、山本さんでは (香里奈ちゃんとのバランスを考えると) ストーリーとして成立しなかったと思います。


とにかく、基本的に美しい女性が素敵なファッションに身を包んでいるのを観るのが大好きなので、とてもとても「目の保養」になりました (^^)v

正直なことを言えば、ファッションやコーディネートそのものには「それで本当にいいんですか???」というものも多かったのですが、それらも全て香里奈ちゃんのスタイルの良さ & 黒木瞳さんの存在そのもののゴージャスさで「Everything is OK」でした (^^)v

ストーリーそのものは、いかにも女性が好みそうな昔ながらの「恋と仕事」のお話で語るべきものは特にないです。また、それでなくても昨今の「デパート離れ」が深刻に進んでいる時代に、敢えてデパートを舞台にしている時点で、本来「時代を映す鏡」であるはずの「若者向けドラマ」としては失敗していると思います。

それでも僕としては「目の保養になる映像作品」として充分に楽しませてもらえたのでそれだけで満足です (^^)v



最後にどうしても突っ込みたいポイントが 2つ。

まず 1つ目。

加藤夏希さんのメイクが怖過ぎます (((゜д゜;)))

それでなくても濃い顔なのに、キツ過ぎるメイクのせいで、ときどきバンパイヤに見える時がありました (^^;;;


そして 2つ目。

「交渉人2」 に引き続き、高岡蒼甫くんの途中退場。しかも終盤は完璧に影も形もなくなっていて、主人公にとって「結局、その程度の男だったの?」という扱い。他の映画の撮影があったせいもあるのかもしれませんが、それにしてもこの扱いは…。


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