「世にも奇妙な物語 2009秋SP」('09) | Marc のぷーたろー日記

「世にも奇妙な物語 2009秋SP」('09)

毎年春と秋に放送されている人気シリーズの最新版です。今回は井上真央さん、生田斗真さん、伊藤淳史さん、釈由美子さん、石坂浩二さんがそれぞれ主演する 5編です。

Wikipedia「世にも奇妙な物語 秋の特別編 (2009年)」


全体としては、そこそこ楽しめました (^^)v


(1) 井上真央ちゃん主演「検索する女」

ありきたりの見え見えのストーリーかと思いきや、最後の最後で「へぇ~」という展開で「驚き」というより「なるほど」と感心しちゃいました。


(2) 生田斗真くん主演「自殺者リサイクル法」

かなり悪趣味な内容ではありますが、題材としては興味深かったです。無限ループなエンディングもいいし、同じ題材で別のストーリーを考えてみたくなります。脇に光石研さん、そして「クローズZERO」シリーズでおなじみの遠藤要くんが出演していたのもグッド!


(3) 伊藤淳史くん主演「理想のスキヤキ」

題材のバカバカしさがいいですね。伊藤くんの顔芸ドラマとも言えますが、今回の中では一番面白かった (^^)

それにしても岩佐真悠子ちゃんが伊藤くんの婚約者役っていうのはちょっとヘンだと思いません? (^^;;;


(4) 釈由美子さん主演「呪い裁判」

裁判員制度を題材にしたオカルトホラーというのは「狙い過ぎ」。しかも主人公の言動やストーリーの運び方に無理があったなぁ。ただ、「呪いはどこにでもある」という着眼点は面白かったです。また釈さんの夫役で小市慢太郎さんが出演しているのが、最初は「何故この役?」と思いましたが、最後は「なるほど」と納得 (^^)v


(5) 石坂浩二さん主演「夢の検閲官」

面白いアイデアだと思いましたが、小道具をもっと工夫して欲しかったです。本棚にある本が多すぎて、そこから関連事項をたった 2人で選び出すというのは不自然で気になって仕方ありませんでした。瑣末なことだけど (^^)

でも最後がこのストーリーというのはいいと思います (^^)v

「世にも奇妙な~」シリーズは、オムニバスの 1編くらい、こういうハートウォーミングなお話があった方がいいですし、最後に持ってくると観終わった後の気分もいいですからね。前回、「春の特別編」 にはそういう作品がなくて、観終わった後はただ不快感だけが残るだけでしたから。


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