「グーグーだって猫である」('08)
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大島弓子さんのエッセイ漫画を小泉今日子さん主演で映画化した作品です。共演は上野樹里さん、加瀬亮さん他。
→ Wikipedia「グーグーだって猫である」
ソフトなタッチの映像や役者さんたちのハマり具合はとても心地よかったです。吉祥寺の自然を美しく映した映像は環境ビデオのようでもありますし、また猫好きにはたまらない映像もありますし。
でも内容は「惜しいなぁ」という感じ。
やはり猫の「グーグー」を擬人化して、その視点で物語を構成した方がすっきりしたんじゃないかと思います。まさに「我輩は猫である」と同様に。
ストーリーテラーが、アシスタントのナオミ (上野樹里ちゃん) になったり、謎の英語講師 (マーティ・フリードマンさん) になったりと統一されていないのが、どうも全体にとっ散らかってるように見えてしまってしかたありませんでした。例えば、ナオミの痴話喧嘩や留学のエピソードも悪くはないんですが、「本当に必要?」って感じでしたし。
それでも 40歳を過ぎた女性ならば、共感できるストーリーではあると思います。まさに日本の「女性映画」。
女性にはお勧めかな (^^)