「フライ・ダディ」('06) | Marc のぷーたろー日記

「フライ・ダディ」('06)

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金城一紀さんの小説「フライ,ダディ,フライ」を原作にしたイ・ムンシクさん、イ・ジュンギさん主演の映画です。

輝国山人の韓国映画「フライ,ダディー」
Wikipedia「フライ,ダディ,フライ」

本当は 2005年に堤真一さんと岡田准一さんで映画化されたバージョンを先に観るつもりだったのですが、ついこちらを先に観てしまいました (^^;;;




細かいところに「?」と感じる部分もありましたが、とっても良かった (^^)v

イ・ジュンギさんの切れのあるアクションなども良かったのですが、やはり同年代ということもあり、イ・ムンシクさん扮する主人公ガピルに感情移入しまくり。

平凡だけれども充分に幸せに生きてきた中年男が、全く想像もしなかった不幸な出来事に出遭い、そこから立ち直って次の一歩を踏み出すまでの姿は実に感動的。

屈託のない愛嬌のあるイ・ムンシクさんのキャラクターが、それまでの平凡だけれどもそれなりに幸せだったであろう人生を感じさせ、それが逆に物語冒頭の不幸な事件の悲惨さを強く印象付けることにつながり、またその後の頑張りに共感できるんです。

序盤の見るからにメタボな体形からマッチョな肉体に変身するあたりの、文字通り体を張った役作りもすばらしく、宣伝上はイ・ジュンギさんを前面に押し出している本作ですが、この映画は明らかにイ・ムンシクさんを観るための映画です。

30代後半以降の男性ならば必見の映画でしょう (^^)v

こうなると原作者自らが脚本を書いた日本版も観てみないと (^^)
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