「ALWAYS 続・三丁目の夕日」('07) | Marc のぷーたろー日記

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」('07)

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大ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」('05) の続編です。吉岡秀隆さん、堤真一さん主演の人間ドラマです。共演は小雪さん、薬師丸ひろ子さん、堀北真希さん他。

「ALWAYS 三丁目の夕日」('05) 感想
Wikipedia「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

前作 は「あざとさ」はあるものの、昭和30年代という舞台設定もあって、かなり「良かった」のですが、今作は…



び、びみょぉ~ (^^;;;


全体としては、とても「いい話」だと思うんです。ヒットしたのも分かりますし。でも今作に関しては「あざとさ」が僕の中にある限度を超えていたみたいです…。いくらなんでも「やりすぎ」でしょ、と。

それに前作でも違和感ありまくりだった吉岡秀隆さんの演技が、なお一層「気持ち悪かった」のも一因。昔から彼の独特過ぎるセリフ回しがひっじょーに苦手だったんですが、それでも彼が 20代のころまでは「これもアリかも…」と無理矢理納得していたのです。でもさすがに 30代、しかも 40近くにもなって、あのセリフ回しはヘンです。個性的といえば聞こえはいいですが、演技が巧いとか下手とかいう以前の不自然さ。彼くらいの「ランク」の役者になっちゃうと、監督やプロデューサを含めて周りの人も誰も「おかしい」と指摘することはできないのかなぁ…。

でもこれで日本アカデミー賞の主演男優賞を取ってるんですよね…。日本アカデミー賞は日本テレビが製作にかかわった映画が取りやすいと言われていますが、それにしても、ねぇ…。

それでもヒット作の続編だけあって、出番の少ないゲストも充実した配役なのは見応えがありました。ワンシーンのみ出演の上川隆也さんをはじめ、手塚理美さん、渡辺いっけいさんらのベテランから、吹石一恵さん、福士誠治さん、貫地谷しほりさんといった若手まで、かなり贅沢な使い方をしています (^^)v

そして誰よりも今作で最も印象に残ったのは、薬師丸ひろ子さん。前作も良かったのですが、今作は一層魅力的に光り輝いていました。先日放送されたドラマ「ホームレス中学生」('08) でも印象的でしたが、今「優しい母親」役を演じさせたら、彼女の右に出る女優はいないんじゃないか、そんな風に思わせるだけの説得力がありました (^^)

彼女がアイドル女優だった頃から知っている者としては、本当にいい具合に歳を重ねてきたことを嬉しく思う反面、ちょっと物悲しい気もしたりしますけど (^^;;;

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