「僕の彼女はサイボーグ」('08) | Marc のぷーたろー日記

「僕の彼女はサイボーグ」('08)

綾瀬はるかさん、小出恵介さん主演のラブコメディを観てきました。

映画「僕の彼女はサイボーグ」公式サイト

「猟奇的な彼女」('01)、「僕の彼女を紹介します」('04) のクァク・ジェヨン監督が「彼女」シリーズの第3弾として、日本で作った映画です。

「僕の彼女を紹介します」('04) 感想

「猟奇的な彼女」はとても好きな映画で、ラストは涙が止まらなかったのですが、続く「僕の彼女を紹介します」 は「泣かせよう」というあざとさに付いて行けず…。

そんなわけで、「彼女」シリーズというポイントでは一切期待せずに、お気に入りの綾瀬はるかちゃんと小出恵介くんの 2人を観るだけのつもりで観たのですが…




これ、何なんですか? (^^;;;



開いた口がふさがらない」映画を久しぶりに観ました (^^;;;

はるかちゃんと小出くんという「旬」の若手俳優を起用して、これってあまりにもったいないです…。

とにかく「支離滅裂」「無茶苦茶」などなど、ありとあらゆる罵詈雑言を浴びせても足りないくらいヒドい内容。ストーリーの整合性など完全無視!!

これでチケット代を取ろうなんて「詐欺」と言われても仕方ありません (^^;;;

まず監督が日本を舞台に日本人俳優を使っているのに完璧に「韓国映画」として作ってしまっているのが最大の失敗。

例えば、韓国映画では当たり前のように出てくる韓国独自の風習をそのまま日本で再現している箇所がたくさんあるんです。例を挙げると、
大学生にもなって誕生日を仲間で祝う
バースデーケーキに顔を突っ込まれる
コンパで爆弾酒 (ウイスキーをビールで割ったもの) を呑む
旅行の車中でゆで卵を食べる
など、韓国ドラマや韓国映画を観たことがない普通の日本人には違和感ありまくりの描写が数知れず。またセリフは如何にも韓国語を日本語に直訳しましたといった不自然さですし、「ギャグ」がとことん下品極まりないところも韓国映画そのもので日本人には不快なだけ。

更に、主人公ジロー (小出恵介くん) の少年時代は 1990年代にもかかわらず、どう見ても 1950年代か 1960年代のような時代錯誤な描写。

プロデューサは日本人だし、他にもスタッフには日本人が大勢いたはずなのに、このヘンな描写を何故誰も直させなかったのでしょうか?

はるかちゃんと小出くんがとても頑張っているのが画面からも伝わってくるだけに気の毒でなりませんでした…。特にはるかちゃんの「まばたきしない」演技の見事さは痛々しいまでに素晴らしかったのに…。

とにかくクァク監督が日本の資本で莫大な予算を使えることをいいことに好き放題に適当に作った映画というのがありあり。最初からまともな映画を撮る気なんて、これっぽっちもなかったんでしょう。でも、こんなものを作ってしまった以上、もう二度とクァク監督は日本で映画を撮ることは出来ないでしょうね (^^)

ということで映画としては全然ダメダメでしたが、それでも観て良かったと思えることが 1点だけ (^^)

それは…




はるかちゃんの爆乳!! (^O^)


綾瀬はるかちゃんが「世界の中心で、愛をさけぶ」('04) で一躍人気女優になる前は「爆乳グラビアアイドル」だったことは有名ですが、その後は女優としてのイメージから胸を隠していた印象がありました。

しかし、この映画では役柄の設定上、ボディラインがくっきりはっきり現れる衣装で、もう、オジさん、目が釘付け *^^*

とにかく、光り輝くような美貌に美しい肌、そして…



むっちりぼでー!!


これだけでも、お金を払ってみる価値はあるかも (^o^)