NHK 木曜時代劇「陽炎の辻」観終わりました | Marc のぷーたろー日記

NHK 木曜時代劇「陽炎の辻」観終わりました

大ファンの高橋克実さんがレギュラー出演しているということで観始めた NHK 木曜時代劇「陽炎の辻」が終わりました。

NHK「陽炎の辻」公式サイト

第1話のスピーディでありながら暗く沈うつな雰囲気が気に入って、高橋さんの出演とは無関係に楽しんで観ていたのですが、徐々に僕の好みから離れていって、最後は完全に僕の趣味ではないドラマになってしまっていました…。

高橋さんの出演も予想より遥かに少なかったし…。

ドラマとしての出来は良いと思うのです。NHK だけあって民放のドラマよりは遥かに丁寧に作られていますし。

何が僕の好みでなかったかというと…

まず長屋の人たちの演技が大仰過ぎたこと。気のいい江戸っ子ってことを示したかったんでしょうけれど、ことごとくポイントが僕のツボから外れていて、かなり興ざめ。特に子役の演技が下手すぎてとても観ていられませんでした。

それに全11話の構成のポイントがあやふやで、このドラマは最終的に何を描きたかったのかが全く分かりませんでした。

江戸の人情絵巻?

スーパーヒーロー坂崎磐音 (山本耕史さん) による活劇?

磐音と奈緒 (笛木優子さん) の結ばれない愛の物語?

磐音に想いを寄せる女たちの切ない愛の物語?

NHK の公式サイトによると、ラブストーリー、アクションドラマ、人情ドラマの全ての要素があるとしていますが、僕にはいずれも中途半端な感じがしました。特に最終回はその中途半端さが顕著に現れていたように思います。

長尺の韓国ドラマにおける脇役まで丁寧に描くスタイルに慣れてしまった目には非常に消化不良なドラマでした。

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