「ゴースト・ママ」('96) | Marc のぷーたろー日記

「ゴースト・ママ」('96)

ブロードウェイ
ゴースト・ママ

チェ・ジンシルさん、キム・スンウさん主演のファンタジーラブストーリーです。共演はクォン・ヘヒョさん、パク・サンアさん他。

キム・スンウさんはこの作品で「スター」になったそうで、それを聞いては、「キム・スンウ ファン」としては見ないわけには行きません (^-^)

ただ、1996年の映画と言うことで「古臭そう」な感じがして、ちょっと二の足を踏んでいたのです (^^;;;

実際に映画を観てみると、画質の悪さとか、女優のメイクなどに古さは感じましたが、内容自体は思ったほど古臭くはありませんでした。

ただ「面白かったか?」と聞かれると、





びみょぉお~




としか言いようがない (^^;;;

そもそもチェ・ジンシルさんってお世辞にも美人とは言えませんが、この映画ではメイクのせいもあって、とんでもなく「ドブス」なんですよ (^^;;;

まずその時点でかなりテンションダウン

それにヒロインのキャラが最悪。最終的にはまっとうな判断をするものの、途中までは「死んでもなお、夫に執着する執念深いキモイ女」にしか見えない上に、更に血迷った挙句、実の息子まで危険な目に遭わせようとするに至っては、完全にドン引き。

当時人気絶頂だったチェ・ジンシルさんだから、この役も許されたんでしょうけど、今となっては、ましてや彼女が大スターであることを知らない人にとっては、単なる身勝手で気持ち悪い女ですよ ヽ(`Д´)ノ

とにかく、この映画が結局何を言いたかったのかがよく分かりませんでした。「死んでも愛を貫く夫婦の物語」でないことは確かですが、かと言って「最終的には生きている人の方が大事」ということを言いたい割にはそこに至るまでのヒロインの心理描写が不充分で分かりづらいし。

ただ、キム・スンウさんが演じる夫は、その後の数々のヒット作で演じたキャラクターの原型とも言え、その点でも「キム・スンウ ファン」は観て損はないと思います。

でも、この映画でキム・スンウさんが見せるコミカルな演技は、ちょっと女性ファンには「踏み絵」かも (^^;;;

白ブリーフ姿はかなり生々しい上に情けないし、銭湯での全裸ヌードなどで何回かお尻を見せるのですが、これがかなり汚い (^^;;;

最近の韓国の男優の「モムチャン & つるつるお肌」を見慣れている(!) 目からすると、この映画でのキム・スンウさんの「ゆるゆる体型 & ぶつぶつ肌」はかなりキビシイと思われます (^^;;;