「ひまわり~夏目雅子27年の生涯と母の愛」
TBS 系で放送された夏目雅子さんの生涯を描いたドラマ「ひまわり」を観ました。
TBS ドラマ特別企画
ひまわり
夏目雅子27年の生涯と母の愛
夏目雅子さんの母・小達スエさんが書かれた『ふたりの「雅子」母だから語れる夏目雅子の27年』を原案としていることもあって、ドラマ自体も終始、母スエ (三田佳子さん) の目線で展開します。そのためクレジット上は雅子役の仲間由紀恵さんが主演ということになっていますが、心理描写がある登場人物がスエだけであることからも、実質的な主演は三田佳子さんと言ったほうが適切かも知れません。
とにかく、この手の実話を基にした物語、しかも登場人物が存命中の場合は、生々しく描くことは憚れるため仕方ないのですが、それにしてもあまりに登場人物たちの心理描写がないため、単なる (無駄に豪華キャストの) 再現 VTR としか思えませんでした。少なくともこれは「ドラマ」ではないと思います。
仲間由紀恵さんはメイクを工夫して、かなり本人に似せていたと思います。しかしセクシーで色っぽい魅力があった夏目雅子さんとは根本的にタイプが違うため、最後まで違和感は否めず。とは言うものの、今の 20代の「女優」で「夏目雅子」を演じられるのは彼女しかいないとも思えるので、この点については致し方ないかな、とも思えます。
しかし、兄役に金子賢さんを起用したのは「意味が分からない」ですし、伊集院静さんを緒形直人さんが演じるに至っては「?」で頭がいっぱいに。
母役の三田佳子さんはさすがの貫禄で説得力がありましたが…。
それにしても、そもそも、ドラマにする必要があったんでしょうか?
普通にドキュメンタリーにして、関係者のインタビューと顔を映さない「再現 VTR」で構成したほうが、「女優・夏目雅子」と「小達雅子」の「ひととなり」や母子の愛情物語がストレートに伝わったと思うんですが…。
夏目雅子さんは好きでしたし、仲間由紀恵さんも大好きなのですが、終始、「何故?」という疑問でいっぱいの「ドラマ」でした。
TBS ドラマ特別企画
ひまわり
夏目雅子27年の生涯と母の愛
夏目雅子さんの母・小達スエさんが書かれた『ふたりの「雅子」母だから語れる夏目雅子の27年』を原案としていることもあって、ドラマ自体も終始、母スエ (三田佳子さん) の目線で展開します。そのためクレジット上は雅子役の仲間由紀恵さんが主演ということになっていますが、心理描写がある登場人物がスエだけであることからも、実質的な主演は三田佳子さんと言ったほうが適切かも知れません。
とにかく、この手の実話を基にした物語、しかも登場人物が存命中の場合は、生々しく描くことは憚れるため仕方ないのですが、それにしてもあまりに登場人物たちの心理描写がないため、単なる (無駄に豪華キャストの) 再現 VTR としか思えませんでした。少なくともこれは「ドラマ」ではないと思います。
仲間由紀恵さんはメイクを工夫して、かなり本人に似せていたと思います。しかしセクシーで色っぽい魅力があった夏目雅子さんとは根本的にタイプが違うため、最後まで違和感は否めず。とは言うものの、今の 20代の「女優」で「夏目雅子」を演じられるのは彼女しかいないとも思えるので、この点については致し方ないかな、とも思えます。
しかし、兄役に金子賢さんを起用したのは「意味が分からない」ですし、伊集院静さんを緒形直人さんが演じるに至っては「?」で頭がいっぱいに。
母役の三田佳子さんはさすがの貫禄で説得力がありましたが…。
それにしても、そもそも、ドラマにする必要があったんでしょうか?
普通にドキュメンタリーにして、関係者のインタビューと顔を映さない「再現 VTR」で構成したほうが、「女優・夏目雅子」と「小達雅子」の「ひととなり」や母子の愛情物語がストレートに伝わったと思うんですが…。
夏目雅子さんは好きでしたし、仲間由紀恵さんも大好きなのですが、終始、「何故?」という疑問でいっぱいの「ドラマ」でした。