日本版「ホテリアー」第1話 | Marc のぷーたろー日記

日本版「ホテリアー」第1話

シウォン君映り込み事件 (?)」 に気をとられて、録画していた日本版「ホテリアー」第1話を観るのをすっかり忘れていました (^^;;;

テレビ朝日「ホテリアー」公式サイト

第1話を観ての感想は、「よくできたダイジェスト」という印象です。オリジナルで 3話分ある内容を 1話に分かりやすくコンパクトにまとめていると思います。テンポよく進むので、韓国ドラマに共通している「まったり感」に慣れていない日本の視聴者にも受け入れやすいのではないかと思います。

ですので内容自体はそんなに悪くないんじゃないかと思いますが、では「面白いか?」と言われると、1話観ただけでは「よく分からない」です。ちょうど今スカパー TBS チャンネルで放送中のオリジナル「ホテリアー」を観ている最中ということもあって、気になってしまうことが多く、それがどうしてもこのリメイク版の視聴を妨げてしまうのです。

とにかく一番気になってしまうのは、全体に軽い感じがすること。セットやホテルの雰囲気などはオリジナルよりも重厚な感じがするんですけど、メインキャストのせいで重厚感がないんです。

ヒロインが上戸彩ちゃんという時点で「×」なのですが、アシスタントマネージャとしても若すぎる、というより「幼すぎる」印象で、総支配人 (田辺誠一さん) や乗っ取り屋 (及川光博さん) との年齢差があり過ぎて、とてもバランスが悪い。総支配人との関係は「スポ根モノ」のコーチと選手みたいに見えてしまうし、乗っ取り屋は単なるロリコン男に見えてしまう (^^;;;

僕の好みから言えば、このヒロインは長谷川京子さんが合ってるんじゃないかと思います。非情でクールな乗っ取り屋の男が一目ぼれするのも納得するくらい綺麗だし、ちょっと勝気な感じも合ってると思うし、もちろん年齢から言っても問題なし。

それからヒロインを挟んだ 2人の男も「違う」気がするのです。年齢から言えば、田辺誠一さん (1969.4.3生) も及川光博さん (1969.10.24生) も役に合っていて、むしろオリジナルで演じたキム・スンウさん (1969.2.24生) とペ・ヨンジュンさん (1972.8.29生) はドラマ撮影当時それぞれ 31歳と 28歳ですから若すぎるんです。にもかかわらず、何故か田辺さんと及川さんの方がず~っと若い、もっとはっきり言ってしまえば「軽く」見えてしまうんですよね…。田辺さんも及川さんも嫌いではないのですが、オリジナルキャストの 2人と比較すると「重厚感」「風格」が足りない気がするのです。

なかなかぴったり合う俳優さんを探すのは難しいと思うんですが、今の日本の芸能界から探すとすると、僕ならば情に厚く頼りがいのある総支配人には上川隆也さん、影のあるクールな乗っ取り屋には竹野内豊さんをキャスティングするかな…。

今更キャスティングに文句を言っても仕方ないのですが、この全体の軽い雰囲気のせいで、ついついオリジナルと比較して、レベルダウンしているようにしか見えないんです。次回以降も観るかは微妙です。「時間があれば」といったところでしょうか…。


ところで話題のペ・ヨンジュンさんがオリジナルで演じたシン・ドンヒョクのその後として特別出演した件ですが、正直なことを言えば「シン・ドンヒョク」ではなく「ペ・ヨンジュン」にしか見えませんでした (^^;;;

「シン・ドンヒョク」にあった「クールさ」「シャープさ」が全然なくて、単なる「ヨン様」がそのままドラマの世界に存在しているだけなんですよ (^^;;;

話題づくりの特別出演に過ぎないのでこんなもんなのかも知れませんけど、それにしても、ねぇ (^^;;;


そして最後に 1点。

お気づきになられた方も多いと思いますが、NHK 教育テレビ「ハングル講座」でおなじみの「じゅよん」ちゃんが厨房で働く女の子として出演しています (^^)