ファイルサーバ導入 (^^)v | Marc のぷーたろー日記

ファイルサーバ導入 (^^)v

いろいろと動画などを保存していくうちに PC のディスクが足りなくなってきました。そこで万が一の事故に備える意味もあって DVD-RAM にデータをこまめにバックアップしては PC 上のデータを削除する、ということを繰り返していました。しかし DVD-RAM に収まるのはたかが 4.7GB に過ぎないので、ちょっとした大きめのデータをちょくちょく PC に保存するような場合は、かなり頻繁にバックアップを取る必要があり、だいぶ面倒になってきました。そこで考えたのは、そもそも PC 上にデータを保存せずに、ファイルサーバに保存しておけばいいじゃん、ということ (^^)v

「ファイルサーバ」とはネットワークに繋がった大きなハードディスクと思っていただければ良いと思います。PC に直接つなぐ「増設ハードディスク」と違ってネットワークに繋がっていますから、対応する PC であれば、同じネットワーク内のどの PC からでも、「増設ハードディスク」のように使うことができるのです。複数の PC を使っている場合はデータを共有できるので特に便利 (^^)v

また最近のファイルサーバ装置は、ハードディスク自体の障害や突然の電源断にもある程度対応しており、必要に応じて自動復旧するなど、可能な限りデータを保全するようにできています。つまり PC 内蔵のハードディスクやいわゆる普通の増設ハードディスクよりは遥かに信頼性の高いものになっているわけです。もちろん 100% 安全ということはありえないので、定期的にバックアップは取っておいた方が安全ですが、PC ほどこまめにバックアップを取る必要はないと思います。危ないときには「危ないですよぉ~」と通知してくれる機能もありますからね (^^)v

ということでファイルサーバの導入を随分前から検討していたのですが、機種選定でずっと悩んでいたのです。容量は 1TB (=1000GB) くらいと決めていましたが、あとは機能と値段が問題。いっそのこと安い PC で自分でサーバを構築しちゃおうかな、なんて考えたりもしました (^^)

検討の結果、データの読み書きのスピードはちょっと劣るけれども、24時間電源を入れっぱなしでも気にならない程度の静音性と値段、ハードディスクの交換の容易さで、これ↓にしました。
バッファロー
BUFFALO RAID5対応LAN接続 外付けハードディスク 「TeraStation」 TS-1.0TGL/R5

価格.com で最安値の店を調べて注文したのが月曜の夜中、それが水曜の昼前にはもう届けられました (^^)v

さて実際に使い始めてみての感想は「なかなか良いグッド!」。自分 1人で占有し、ユーザによるアクセス制御をしないのであれば、ネットワークに繋いで電源を入れるだけでそのまま使えるという簡単さ (DHCP サービスが有効になっているネットワークの場合)。PC 側も特に何も設定しなくても、ファイルサーバの共有フォルダにアクセスできます (^^)v

しかしいくら家で 1人で使うとは言っても何もアクセス制御しないのはあまりに危険。ですのでデフォルトで作られている、誰でもアクセス可能な共有フォルダ「share」は削除した方が良いでしょう。

TeraStation は全ての設定が Web ブラウザ経由で行なえます。そこで Web ブラウザで
http://TeraStationのIPアドレス
(IP アドレスは本体フロントのパネルに表示されています)
にアクセスし、管理者アカウント admin に工場出荷時の初期パスワード (本体添付の説明書参照) を入力すれば管理画面になります。そこで以下を実行。
  • 管理者パスワードの変更
  • ネットワークの設定 (IPアドレス、ワークグループ名など)
  • ユーザの登録
  • デフォルトの共有フォルダ「share」の削除
  • ユーザ用のフォルダを作成し、そのフォルダへのアクセス制御を設定
これで最低限の設定は完了。やっぱり簡単だ…。自分でサーバ構築していたら、ここまで簡単にはいかないです (^O^)

他には NTP (Network Time Protocol) の設定をして自動的に時刻合わせをするように設定したり、TeraStation からのメール送信の設定をしたりすれば、全て完了 (^^)v


PC からのアクセスを確認してみたところ、Windows XP からのアクセスは何ら問題ありませんグッド!

基本的に PC 内蔵のハードディスクへのアクセスと変わらないですが、唯一「ゴミ箱」が違います。ファイルサーバ上のデータを削除するとデスクトップ上の「ゴミ箱」ではなく、ファイルサーバ上の「trashbox」というフォルダの中にファイルが残るのです。ですのでゴミ箱を空にするには「trashbox」フォルダを開いて、そこにあるファイルを普通のファイルと同じように「削除」する必要があります。またゴミ箱から戻す場合は「trashbox」フォルダから該当ファイルを取り出す必要があります。


注意が必要なのは MacOS X からのアクセス。これはちょっと厄介。

MacOS X からのファイルサーバへのアクセス方法には大きく分けて 2種類あります。MacOS 9 以前からある AppleTalk を使う方法と Windows と同じ SMB を使う方法です。Windows とシームレスに使えるという点で SMB は大変便利なのですが、TeraStation の SMB の実装では、MacOS X からの SMB アクセスにおいて、日本語のファイル名やフォルダ名が一切使えないのです。具体的には、日本語の文字列を含んだファイルやフォルダは、日本語の部分が _ (アンダーバー) になってしまうのです。これは Linux などを使って自分でサーバを構築していれば解決する問題なだけに悔しい...。ファームウェアのバージョンアップで対応して欲しいです…。

ということで MacOS X から TeraStation へのアクセスは AppleTalk を使うしかありません。しかしここにも注意すべき問題があります。実は TeraStation の AppleTalk の実装では、以下のような制限があるのです。
拡張子を含めて 32byte (半角英数32文字または全角(日本語)16文字) 以上の名称を持つファイルおよびフォルダが表示されない。またそのようなファイルやフォルダを新規作成およびコピーができない。
「う~む」と唸らざるを得ませんが、とにかく「長いファイル名やフォルダ名」はダメということです。試しに長い名前のファイルをファイルサーバのフォルダにコピーしようとすると以下のようなメッセージが表示されます。

TeraStationエラーメッセージ

ということで MacOS X から利用する場合はファイル名やフォルダ名の長さに気をつけなくてはなりませんので、単純にフォルダごとコピーしてバックアップという使い方ができないわけです。

このあたりは実装の問題に過ぎないので、運が良ければ近い将来 TeraStation のファームウェアの更新で対応できるようになるのかも知れませんが、今日の時点での最新版 1.07 では未対応です。このぶんだと MacOS X でも Windows 並に使えるようになるのは次の後継機種かなぁ… (哀)

さてもう 1点、注意すべき点があります。SMB でのアクセスであれば、「ゴミ箱」(trashbox フォルダ) 機能が使えるのですが、AppleTalk の場合は「ゴミ箱」は使えません。削除すると即ディスク上から削除されてしまいますのでファイルを削除する場合は慎重に行なわなくてはいけません。

TeraStation削除メッセージ

なお、今回購入したものはファームウェアのバージョンが 1.05 でしたので、メーカのページ からファームウェアのアップデータをダウンロードして現時点での最新版である 1.07 に更新しました。この更新作業は Windows からでなければ行なえないようです。できれば Mac からでも更新できるように改善して欲しいですね。

ということで細かいところでは不満な点がありますが、当初の目的は達していますし、とにかく安くて設定が簡単ということで、繰り返しになりますが「なかなか良いグッド!」という評価をしておきます (^^)