「電車男 DELUXE 最後の聖戦」を観て | Marc のぷーたろー日記

「電車男 DELUXE 最後の聖戦」を観て

たまたまテレビを付けたら今日の午後、一昨年話題になったドラマ「電車男」のスペシャル番組が再放送されていました。元の本も読んだことはありませんし、映画も連続ドラマも全く観たことがなかったのですが、退屈しのぎに観てみました。

フジテレビ公式ページ

う~む... 僕には全く合いませんでした (^^;;; 終始お尻の下がむずむずするような何とも言えない居心地の悪さを感じてしまって…。

元の本は読んではいませんが、内容は知っています。それがベストセラーになったのは何となく理解できるんです。でも映像化するとこうなっちゃうんだ… って感じがするんです。連続ドラマも映画も観ていないのでエラそーなことは言えませんが、この物語の世界は映像化には不向きだと思うんです。

実話をもとに、ドラマなり映画なり、物語としてまとめようとすると、ストーリー展開上、どうしても都合の良い「フィクション」が加わってしまいますよね。このドラマの場合はその「フィクション」部分が「美化し過ぎ」でひっじょーに気持ち悪かった…。完全な「フィクション」で一種の「ファンタジー」と思えば、「過剰に美化された世界」もそれなりに楽しめるのかも知れませんが、ベースが実話ということが頭の隅にあるので、「気持ち悪さ」ばかりが気になってしまったのです。

また、ネットの掲示板への書き込みなんてものは、それ自体、そもそも「絵 (=映像)」としての面白みがないので、映像化する際には何らかの「演出」を加えざるを得ないことは理解できますし、実際、このドラマの作り手もそれなりに苦労したんだろうと思います。でも電車男を応援する人たちが書き込みをしている際の演技があまりにも「作り過ぎ」でドン引き…。

同じ「オタク」に関わる演出なら、「踊る大走査線」シリーズの方が良かったような気がします。でも実は「踊る大走査線」も僕の趣味とは微妙にずれているんですけどね (^^;;;

ということで、話のタネに観てみましたが、少なくともこのドラマは僕には全く合わないということがよく分かりました (^^;;;

このドラマのファンの方、ゴメンナサイ m(_o_)m もう二度と観ることはないと思うのでお許しください…。