お久しぶりです。


このところ所属組合や事業のミーティング続きで、バタバタの毎日…。


ブログの更新もさぼってしまっておりましたね。



さて、今日は新作展にも出展しました付下をご紹介したいと思います。



今回、自分の作った中では一番お気に入りの作品でした。


着物作りの裏話!京友禅の着物をプロデュースする3代目のひとりごと!

付下「つた」です。


これは上前とオクミを合わせた写真ですが、このツタは下前まで続いており、絵羽して訪問着として見ることもできるような柄付けにあえてこだわってみました。


ふうつの付下ですと、三丈で八掛けはパレスや別生地で染めることが多いのですが、あえて八掛けにも柄をつけて、仮絵羽(きものの形に仮縫いした状態にすること)をせず、丸巻きのまま八掛け付きの付下という形で提案しました。


流れるような構図で、着姿が美しくなることをイメージして作った作品です。


裾のぼかしも地色とけんかしない程度の濃度におさえ、明るい目の白茶色の地色に白をベースにした友禅で、スッキリ見えるように作りました。


着物作りの裏話!京友禅の着物をプロデュースする3代目のひとりごと!

↑ こちらが友禅の拡大図です。


糊糸目の作品らしい糸目の色がやわらかく出ています。


葉の友禅は白、白のぼかし、白と白茶(地色と同じ色)のぼかし、白とエメラルドグリーンのぼかしの4パターンで塗りわけてもらいました。

白を全体の半分、白のぼかしを1/4、残りを1/8ずつになるくらいのバランスで・・・。


エメラルドグリーンはアクセントになるのでしっかり目に、写真では暗くうつっていますが、ちょうどアメーバブログを書く画面の外枠のような色です。



実は白の挿しきりで、仕上げに金泥ぼかしをいれました。


刺繍は白糸のカスリを嫌味のない程度にパラパラと…。



いつの季節にどこに着ていってもいい、そんなスッキリとしたきものができました。





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さて、今年も「琳派百図展」の時期がやってきました。


京友禅の中でも、最高レベルの商品を作られている「染めの川勝」さんが選りすぐりの作品を振袖、訪問着、留袖、色留袖、付け下げ、着尺、帯など200余点を一般公開される年に一度の会です。


当社で加工した作品も川勝さんからの加工をさせていただいておりますので、10点jほどは出展されるかと思います。


琳派(りんぱ) とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称です。



この琳派百図展に出展の作品はまさに素晴らしい伝統技術で作り上げられた染めの着物や帯が200点ほど展示されており、着物のファンでなくとも見る価値必見の展覧会です。



とき: 10月3日(月)、10月4日(火)

(午前10時~午後5時)


ところ: 京都文化博物館 5階

(京都市中京区高倉三条上る) 075-222-1771


主催: 社団法人 日本伝統染色工芸保存協会


講演: 京都市、京都新聞社、NHK京都放送局など


入場料: 1,000円



なお、展示会販売ではございませんので、商品に触れたりすることはできません。


ぜひ、京都近辺に在住の方はお時間とって行かれてみてはいかがでしょうか。


今年はブログの読者様に限定で5名様に、「琳派百図展 ご招待券」を1枚もしくはぺアでお送りさせていただこうと思います。


なお、希望者多数の場合は、先着順とさせていただきます。



ご希望の枚数とお日にち(未定なら未定でもけっこうです)を明記の上、メッセージくださいませ。



お時間がありましたら、工房にもぜひお立ち寄りくださいね。


手描き友禅の現場をぜひ、見てみませんか?


染匠市川の工房見学はこちら ↓

http://www.sensyou-ichikawa.com/koubou.kengaku.html




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明日から東京へ3日ほど出張します。



時間の融通はききますので、もしブログを拝見されていらっしゃいます都内近辺の方がいらっしゃいましたら、お気軽にメッセージくださいませ。


付下30点ほど積んで都内を車で走っておりますので…。



タイミングあえば、ご挨拶できればと思っております。




京都より台風と競走です。



あした、晴れますように…。