出足は良かった今回の新月期ですが、結局その後は今一つの天気で終了してしまいました。
先日の6日は夜半から暗夜になるものの、今季最低の気温になりそうとの予報に尻込み気味。
でもせっかく晴れそうなので、月と木星に絞って見ることにしました。
とはいえギンギンの寒気が入っている時はシーイングは期待できないことが多いのもの。
と言いつつも、今回はシュミカセを担ぎ出してみました。
月の方はまた後日ということで、今日は木星をアップします。
この夜はこの冬最低の温度にはならなかったものの、-19度台まで冷え込みました。
しかし思いもよらず、その割にはまずまずのシーイングに恵まれました。
今までシュミカセではまともな画像が得られていないので期待が高まります。
ほとんど思い付きでの撮影だったので、今回も何の下調べも無しだったのですが、ラッキーな事に衛星の影が通過中でした。しかも2つ !
■共通データ
23.5cmシュミットカセグレン+ビデオカム(コリメート接続)
1分半~2分の動画をRegiStaxでスタッキング後、ステライメージでマルチバンド・シャープ、アンシャープマスク
シュミレーション画像はステライメージにて作成
21:20
上が同時刻のシュミレーションです。
21:36
21:39
21:43
拡大率がまちまちなのは、RegiStax処理での変化を見るためです。
見難くてスミマセン(^;;
21:56
今回は自分の中では一番の解像度で撮影出来たものの、20cmクラスだとまだまだこんなものじゃないはずなんです。
逆にコンスタントに好結果を出している7.6cm屈折も、この日に撮影して比べたらどんな結果になっていたのか興味深かったですね。
結構キツ目に処理してもこれが精一杯。しかも気流も結構良かったんですけど。
やはりコリメート撮影が影響しているのでしょうか。