土曜の夜にOAしていたドラマは、とても楽しんで観ていた。

 

何か特別なことが起こるわけではないが、仕事をしている人ならあるあるの話をデフォルメして、コメディとして秀逸だった。

 

そんなドラマを映画化して、どうなるのか?と思っていたが十分満足な内容。

 

OPからカット割りのテンポなど、ドラマとは違って映画らしく撮っている。

 

伊藤家の両親と3人の娘に大森&渡辺の群像劇が、テンポよく展開。

 

小ネタの連続で、クスクスから大笑い。

 

でも、ドラマを観ていない人は前提がわからないと、理解できないのではないかというペース。

 

食にこだわっているドラマで、3人の娘たち、とくに二女の里香役の佐久間由衣の食べっぷりが良い。

 

何より、存在感があるのが大森役の浜野謙太と渡辺役の太田莉菜。

 

食を中心とした寸劇で笑えるのだけど、実はストーリー的にも重要な役割。

 

映画版なので、最後はおいハンサム!としては大事件が起きたり、京都でのシーンもあったりするが、徹底的に日常と源太郎のハンサムで終えても良かったかな。

 

テーマとしても、そういうことだったのだろう。

 

また、時間をおいて、ドラマで楽しましてほしい。