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今回は、仏教で守るべき5つのこと、五戒(ごかい)と、それを厳格化した10つの十戒(じっかい)です。
六道輪廻で出てきた、三悪趣に行かないための、基本として守ることになります。
まずは五戒のご紹介です。
①非暴力、不殺生…生き物を殺さない、暴力をしない
②不偸盗(ふちゅうとう)…盗まない
③不邪淫(ふじゃいん)…認められていない性的行為をしない
④不妄語(ふもうご)…嘘をつかない
⑤不飲酒…酒、タバコ、ドラッグをしない
続いて、十戒のご紹介です。
①非暴力、不殺生…生き物を殺さない、暴力をしない
②不偸盗(ふちゅうとう)…盗まない
③不邪淫(ふじゃいん)…認められていない性的行為をしない
①〜③が行いに関する内容です。
④不妄語(ふもうご)…嘘をつかない
⑤不綺語(ふきご)…意味のない冗談を言わない
⑥不悪口(ふあっく)…人を傷つける言葉を言わない
⑦不両舌(ふりょうぜつ)…陰口や、人を仲違いさせる言葉を言わない
④〜⑦が言葉に関する内容です。
⑧不慳貪(ふけんどん)…執着しない
三毒の「貪り」に対応すると思われます。好き→執着→貪りに発展するので、手放しましょう。
⑨不瞋恚(ふしんに)…怒らない、嫌悪しない
「瞋(じん)、怒り」に対応すると思われます。嫌い→怒り→憎しみ→恨みに発展するため、手放しましょう。
⑩不邪見(ふじゃけん)…誤った見解を持たない
「無智」に対応すると思われます。教えなどを学び、経験や情報に流されず、ありのままに物事を見て判断できるよになりましょう。
⑧〜⑩が思いに関する項目です。
今回の内容は、これを守りましょうということなので、非常にシンプルですね。
これをふまえて、前回の八正道を見ていきます。
そもそも正しいというのは、何が正しくて何が正しくないのかと思った方もいるかもしれません。
本当の意味での正しさとは、自分のエゴを外し、心を鎮めた状態での瞑想などで、観察していく、ありのままに見ていくことが必要です。
難しい方は、今回ご紹介した「十戒」の逆のことをすると思ったら分かりやすいと思います。
八正道の前半四つはそのように紹介し、後半四つは、今後のテーマに関連するので、その項目のご紹介です。
・正見(しょうけん)…(↔不邪見)、誤った見解を持たない、偏見にとらわれず、ありのままに正しく見る
・正思(しょうし)…(↔不慳貪、不瞋恚)、怒りや執着、欲望、害のない正しく清らかな考えを持つ
・正語(しょうご)…(↔不妄語、不綺語、不悪口、不両舌)、嘘や陰口、誹謗中傷を避ける。思いやりのある正しい言葉を語る。また、相手を称賛したり、安らぎを与えるような言葉を語る。
・正業(しょうぎょう)…(↔不殺生、不偸盗、不邪淫)、暴力を振るったり、生き物を殺さない。盗みや不倫、認められていない性的行為をしない。他者に迷惑をかける行為をしない。
生き物や相手を慈しむ、与える、よい人間関係を築く、相手を助ける行動をする。
・正命(しょうめい)…人生全体を正しく生きる、すべて正しく生きると覚悟を決める
(他のネットからの情報では、道徳的で正しい手段によって生計を立て、規則正しい行いをすること、とあります。)
・正進(しょうじん)…上記のことを全力で努力する、自分の煩悩に打ち勝つ
(他のネットからの情報では、正しい行いを怠らず、継続して努力すること、とあります。)
→正命、正進(正精進)については、このあとのテーマ「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」の「精進」もご参考ください
・正念(しょうねん)…日々正しい念を持ち、24時間そらさないようにする
(他のネットからの情報では、常に自分の心や行動に意識を向け、正しい気づきを持つこと、とあります。)
→このあとのテーマ「念正智」もご参考ください
・正定(しょうじょう)…正しいサマーディ(瞑想の究極状態)に入る
→このあとのテーマ「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」の「禅定(寂静の瞑想)」もご参考ください
今回は以上です^^