子ども、アドボカシー、LGBTQなどの勉強会のお知らせです♪
zoomで無料開催とのことです。

子どもの権利や子どもアドボカシーという分野に加えて、各分野の方のお話があります。

私は子どもに関わる活動はしていませんが、LGBTQに関するお話をお願いされています。




少しずつLGBTQの分野を勉強していく中で、最近読んだのは「LGBTヒストリーブック」という本です。

内容は、アメリカの、LGBTの人たちの歴史について、です。

アメリカでLGBTの人たちと聞くと、同性婚など、社会的にも寛容で、LGBTフレンドリーである。というイメージでしたが、過去は全く異なりました。

性的指向、ジェンダー・アイデンティーを理由にした解雇、同性愛行為の禁止、警察からの嫌がらせ、暴力など。

常に法律や社会から虐げられてきましたが、その度に権利を求めて声を上げ、命をかけて戦ってきた人々がいる。
その人たちのおかけで法律や社会が変わってきた、ということが分かりました。


アメリカと比べると日本人は、セクシュアリティをオープンにしたり、何か主張するよりは、他の意見を受け入れることが多いかと思います。

日本のLGBTQに対する理解や制度が遅れているのは日本の国民性もあるかもしれません。

ですが、マイノリティ側の人が声をあげないと何も変わらない、ということが分かりました。


最後に、「LGBTヒストリーブック」の中で良い言葉があったのでそれを紹介します。
アメリカにおけるおける同性婚の土台となったのは、異人種間の結婚の禁止に対する司法判決です。


「結婚の自由は長い間、自由である人間の秩序ある幸福追求に欠かせない重大な個人的権利の1つであると認知されてきた。結婚はその人間にとっての基本的な公民権の1つであり、我々のまさに存在と生存の根底を成すものである」