今回は、すでにgoogle ドライブの「バックアップと同期」を使っている方の切り替えについて整理したいと思います。「バックアップと同期」はGoogleから『9月中に「パソコン版 google ドライブ」に切り替えてください』とのメッセージが入っていますので、以下の手順で切り替えてください。また、文字でわかりにくいので概念図を添付しました。
1. 「バックアップと同期」の同期の停止
私はこの手順を飛ばして「パソコン版 google ドライブ」の導入を先にやってしまったのですが、導入完了後同期を停止してて再起動させたら特に問題なく稼働しました。おそらく導入前に停止しておくほうがスムースだと思います。
2. 「パソコン版 Google ドライブ」をダウンロード
前回の記事と同様に、次のURLでダウンロードすればダウンロードフォルダーに「GoogleDriveSetup.exe」がダウンロードされているので実行してください。
https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/download/
指示に従い導入します。何回かログインしたりしますが特には言われた通り進めれば導入できます。
3. 確認
ファィルエクスプローラでパソコンを見れば新しいドライブが「Google Drive」として表示されます。そして前記事と異なるのは最初からミラーリングで中身は以前の「Googleドライブ」をポイントしているショートカットになっています。ということで「バックアップと同期」時代と同じ使い方が継続できる仕掛けになっています。
ここで、パソコン上のg-Drive容量をカットしたいと言う事でストリーミングに変更したい場合は以下のように設定変更します。
4. Google ドライブをストリーミングに設定
① タスクバーの「隠れているインジケーター」の中の「GoogleDriveアイコン」をクリック
② ポップアップメニュー左上の歯車アイコンをクリック
③ 出てきたメニューの「設定」をクリック
④ 左のメニューの「Googleドライブ」をクリック
⑤ 右のメニューの「ファイルをストリーミングする」をクリック
このままではまだ外れていません。一旦Google ドライブを停止し再起動します。するとパソコン上の「Googleドライブ」は外れて今後その中のファイルを更新してもサーバーには反映されません。
なので混乱を避けるため不要になったパソコン上の「Googleドライブ」は削除しておくのが良いと思います。
さて、同じアカウントで複数のパソコンで「パソコン版 google ドライブ」を使ったらどうなるか。1台はオフィース、もう一台は自宅とします。そして1台はミラーリング、1台はストリーミングでやってみました。特に不都合は発生しませんでした。
排他制御・・・同じファイルを同時更新できるか、等のテストは未済ですが、「バックアップと同期」では、スプレッドシート(Excel)を同時更新しても問題なく使用できました。ただし他人の触っているセルはもう一人に触っているマークがつき、わかりますのでそこは触らないようにして別のセルを触るようにという配慮はしましたが。マイクロソフトExcelではBOOK単位の排他制御ですので1時点では1人しか触れません。1人がBOOKをオープンしたら、他の人は更新モードでのオープンは出来ないので時間をずらすしかないですね。
まだまだ奥深いのでわかっていません。一連の記事は正確でないかもしれませんので間違いがあったらご容赦ください。まあともかくこれだけ容易に便利に使えるので活用したいと思います。