良いお墓を建てるために必要なのは何でしょうか？
- 消費者の情報収集力
- 良い石材店の判断
- 墓地の選択
- 都市部においては良い民営墓地を選ぶ
- 良い石を選ぶ
- お墓の構造とデザイン
「価格が安い」、「良い石を使ってる」、「お墓のデザインが良い」、「お墓の構造が良い」、これらを全てクリアしていれば間違いなく良いお墓と言えるでしょう。しかしこういう事はまず不可能です。
「安くて良い石を使ってるお墓」などあり得ないからです。
（実は探せばそういう石材店もあるんですが、、、ごく一部です。何事にも例外はあるものです）
黒い石でお墓を建てたいと思ったら、例のあの石が最初に浮かびます。
「山西黒」です。
競合しているA店とB店があったとして、構造が同じであれば（設計図が同じなら）A店の「本クンナム」の見積りがB店の「山西黒」の見積りより安くなることなどありえません。
もしそんな事があったら本物の「本クンナム」ではないという判断をしなくてはなりません。
クラウンをカローラより安く買えるわけなどないのと同じです。
「お墓の構造とデザイン」が優れてるお墓を安く手に入れる事なども出来ません。
（実は探せばそういう石材店もあるんですが、、、ごく一部です。何事にも例外はあるものです）
構造が良ければ石をたくさん使う事になり価格が上がり、デザインを重視すればカラフルな石を使ったり複雑な加工が求められたり、これまたお墓の価格が上がる要素なのです。
安くお墓を建てるには、それなりの石でそれなりのデザインでそれなりの構造のお墓を建てる以外に方法はありません。（一部、都会の激安合戦を除く）
最低限の設定から徐々に自分の希望に近づけていくのか、石材店から提出された設計図と見積書から徐々に石の価格や構造やデザインを下げていくのか、どの段階で満足できるかが最終結論になるわけです。
各段階においていろんな提案が石材店から提示されます。
それを正確に判断などできるのでしょうか？
さらに石材店によって言う事が違いますからますます混乱するでしょう。
激安なお墓を購入したとしても、そこそこ長持ちするので「良いお墓」という判断をしても良いし、使用してる石も良くて構造やデザインも良い高価なお墓だって「良いお墓」と言えます。
良いお墓の条件
「あなたがじっくり検討して建てたお墓」
良いお墓とはあなたが納得して建てたお墓です。
あなたが好きな石で
あなたが好きな構造とデザインで
それが適正な見積もり価格で
良い石材店の良い担当者で
施工の上手な石材店に
建ててもらったお墓が、「良いお墓」です。
良いお墓を建てるためにクリアしなくてはならない問題はたくさんあるので途中で根負けしてしてしまって「どうでもいいや」と思う事もあるとは思いますが、そういった状況になった場合は私のブログの記事がいくらかの方向性を示してくれると思います。