一気に咲き出した桜。


 もしやと思い、帰りに脇道に入る。


 神社脇の公園。


まもなく8時という頃。


 ここはまだ見頃ではないけれど、咲いていた。 


 高架の向こうを抜けると、かの有名店のすみれがある。






 青空に、桜。嘘みたいな眺めだなと思えるし、


完ぺきな世界だなとも思える。



  ✤


 そういえば、サイモン&ガーファンクルが朝の風景をスケッチしていた。


 足早過ぎるよ

もっと“朝”を楽しもうよ

ほら 気分上々



 たしかそんな風だったはず。


 ✤


 アメリカの作家、ジェームス・スチーブンソンの一文がよぎる。 


 散水車が街路に水を撒いたあと、自身が空を見上げるという場面だ。 


 氏は短くこう結んでいた。 



 “今日もいい日になるぞ、と思う”