
2枚の皿が売られていて、迷うことなく飛びつきました。
おーー! 今は無き、日本のメーカー双立陶器に違いない!
そう、確信を持って、手にしました。
モチーフ、色の配色。陶器の白さの感じ。
何よりも手描きされた模様は、まさにソウリツそのもの。

すぐに、ひょいと裏返してみました。
メーカー名を確認したいがための、答え合わせです。
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あれ!? おかしいぞ!! そう思いました。
どうしたことだ!
無いじゃないか!?
そうなんです、文字が見当たりません。
自分の頭の中では、すっかり“ソウリツ”になっていますから、答えが合わないことに納得が行きません(笑)
それどころか、“ソウリツ”のアウトレット品に違いない!
そう、思う始末。

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以前なら、持ち帰った先から、すぐに使いたくなっていた僕。
職場をはじめ、実家でも、実家へ持参する容器も、プラスチックが占めてきたせいもあってか、そんな気もどこへやら。
しまい込んで忘れていました。
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こうした、“昭和レトロ”と呼ばれる食器は、もはや希少そのもの。
国内外にも蒐集している人も少なくありません。
そうした中にあって、ハンドペイントが醸し出す独自性のある食器を世に送り出してきたソウリツ。
昭和40年代の話です。
その個性や世界観が、僕を捉えます。
平たく言うと、「これで勝負してやるぞ」という一本気さを感じる。

しかしながら、 “ソウリツ”だと、信じて疑わない自分も、やはり“そうではない”のかもとは薄々は思い始めている。
が、もし(!?)違っていたとしても、構わない。
そこには、僕を捉えて離さない“一本気”は、揺るぎなく、あると思っているから。