『蒸しパン』は、無条件に惹かれるところがある。


言ってみれば、自分だけの“i like this”。 


 売っていれば買うし、作っている人がいれば気になる。 


 僕の街に、『蒸しパン』専門の店があって、月に何日かだけ販売しているという店がある。


 もちろん僕自身、好きが高じて蒸しパンをつくったことはある。 


 僕にも作れるくらいだから、作るとしても、『蒸しパン』は、けして難しくはないと思う。


 難しくないし、派手なところがない。 

 だから、たいていの人は、蒸しパンのことになんて気にしちゃあいない。


むしろ忘れられているようなところが、蒸しパンにはあると思う。 


『言われてみれば、あったね〜!』という人がほとんどだろう。




 そうした、取り立てて、珍しくもない蒸しパンは、

意外にも作っている人や好きだという人の話を聞くとエピソードがおもしろい。


 自分の場合、仕事が立て込んで食事にありつけない時や、ホッとひと息つきたい時に、傍にあると助かる。


 大げさではなく、“止まり木”のようなものだ。 




何かにつけ、僕は思い出してしまう、思いついてしまうんですよね、蒸しパンのことを。

だから、この曲を。


 ✤ 


 自宅から近いスーパーに行った際。そこにあるセリアでまたひと『くわらんか』を見つけた。