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ダニー・ハザウェイの紹介も最終段階にきました。
“ライブ盤”の後半に収録された一曲。
ジョン・レノンの『ジェラス・ガイ』という楽曲を取り上げています。
ジョン・レノンらしい曲というのか、
曲の主人公は、“ひとりの率直な男”。
自分の弱さを露呈している内容であり、聞き手の好みが別れるところかなぁと思います。
ただ、個人的には“男の立場”からすると、こういうことって無くはないという気がしますし、
こういった感情を歌にしている点で、やはり発信する側、聴く側の成熟とともに、新しい言葉を求めて変わり続けてゆくものだという気がします。
『ジェラス・ガイ』ジョン・レノン
不安を感じたんだ
君は 僕をもう愛してないんじゃないかって
心は震えてた
僕の内面は震えてた
君を傷つけるつもりじゃなかったんだ
泣かせてごめんよ
君を傷つけるつもりなんてなかったのに
僕は ただの“嫉妬深い男”さ
✤
“ジェラス・ガイ”を、“嫉妬深い男”
と訳している方がいます。
なるほど、確かにそうなります。
この“ジェラス・ガイ”のニュアンスわかりますか?
✤
✤
なんて言いますかね…。
要は、“嫉妬心にかられた男”なんでしょうけど。
✤
君を傷つけるつもりじゃなかったんだ
泣かせてごめん
君を傷つけるつもりなんて無かったのに
僕は ただ、妬きもちを焼いていた男
僕は ただ、妬きもち焼きな男さ
そんなところでしょうか。
この曲も、ジョン・レノンらしい、素晴らしい曲だと思うのですが、発表されて間もない時期にダニー・ハザウェイはカバーしているんですよね。
良い曲だな!自分も歌ってみたい!
そう、ダニー・ハザウェイは思いついたのかもしれません。
しかも、自分のものにしている感じを受けるんですよね。
素晴らしい。