マイケルE・ガーバーの教え 社長が会社にいなくても回る仕組み経営講座 -27ページ目

マイケルE・ガーバーの教え 社長が会社にいなくても回る仕組み経営講座

 このブログでは、ビジネスを中心に、書評、名言、ビジネス用語解説、時事問題等を斬新な発想でお伝えして行きます。
 
 

菊池寛は作家で文藝春秋社の創業者としても知られています。

 

彼は作家としても、起業家としても大きな成功を収めました。

 

人気作家にして、大きな出版社を作り上げた人は中々いません。まさに菊池寛はそういう意味でも希有な人なのです。

 

ではなぜ菊池寛は作家と出版社の両方で大きな成功をすることができたのでしょうか?

彼の成功は彼の行動力にあります。


彼は『文藝春秋』創刊号編集後記に左記のように書いています。

「もとより、気まぐれに出した雑誌だから、何等の定見もない。原稿が、集らなくなったら、来月にも廃すかも知れない。また、雑誌も売れ景気もよかったら、拡大して、創作ものせ、堂々たる文藝雑誌にするかも知れない。」

 

彼は『文藝春秋』創刊の辞ではこうも書いています。

「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で、考えていることを、読者や編集者に気兼なしに、自由な心持で云って見たい。友人にも私と同感の人々が多いだろう。又、私が知っている若い人達には、物が云いたくて、ウズゝしている人が多い。一には、自分のため、一には他のため、この小雑誌を出すことにした。」

 

誰かのためにやるということも大切な要素です。

 

しかし最も大切なことは、とにかくまずはやってみることが大切なのです。現在でもグーグルやフェイスブックやBNIも最初からうまく行くと思って始められた訳ではないのです。とにかくやって見て、諦めずに、改善を続けたから今があるのです。

 

常に好奇心を持って、諦めず、状況を見極めて、前向きで、時には勝負にでる、そんな人たちが大きな成功を勝ち取ってきました。

 

菊池寛もそんな典型的な成功者の1人でした。


「成功への10原則」マイケルE.ガーバー


マイケルE.ガーバー氏の思想はマインド(理念)とテクニック(仕組み化)からなっています。

マインド(理念)は何のためにとか、なぜやるのかを考えます。

テクニック(仕組み化)とは、あなた(経営者)がいなくても回る仕組みのことです。

一から五の原則までがテクニック(仕組み化)で、六から十がマインド(理念)に対応していると感じました。

第一の原則
An extraordinary business, built rightly, can grow 10,000 times its current size.

「ビジネスは、正しく創られると現在の一万倍の規模に成長し得る。」

非常に挑戦的な文章だと思います。

私は初めてこと文章に出会った時、何かに頭を射抜かれたような感覚に襲われました。

この文章には2つの目的があると思います。

1つは1万倍つまり1万店にするにはどうすればいいのか考える機会を与えてくれます。

もう1つは今までの常識がまったく根底から覆されるほどの強烈なインパクトがあります。

つまり、読者を混沌の中に突き落とすほどの力がこの短い文章の中にあります。

第一の原則は典型的な仕組み(システム)の考え方です。

第七の原則
An extraordinary business is the fruit of a higher aim in the mind of the person who conceived it.
「ビジネスは、崇高な目的を抱いた人にもたらされる果実である。」

グラミン銀行を創ったモハメド・ユヌス氏は、貧しいバングラデッシュの女性たちにお金の稼ぎ方とお金の使い方までを教え

ました。崇高な目的とは商品やサービスを買った人々の人生をよりよく変化させることです。これが新しい時代の起業家を駆り

立てるものなのです。

モハメド・ユヌス氏こそガーバーの思想を体現しています。

第七の原則は典型的なマインド(理念)の考え方です。

原文が難しいので、「はじめの一歩を踏み出そう」同様、翻訳は健闘していると思います。

内容はかなり高度で一度で理解できるものではないので、繰り返し読んで、実践して初めて理解できるものだと感じました。
◆パーソナルドリーム
 ガーバーは夢には2つあるといいます。パーソナルドリームとインパーソナルドリームです。パーソナルドリームとはお金持ちになりたいとか、やせたいとか、有名になりたいとか、もてたいなどの個人的な夢のことです。

 
◆インパーソナルドリーム
 インパーソナルドリームとは社会的な夢とか他人の夢と訳されます。インパーソナルドリームは決して個人的な夢でありません。それはあなたの夢ではなく、私の夢でもありません。他の誰かのための夢です。あなたやあなたのまわりの人以外の夢です。その人たちの人生を変えることです。

 したがって、起業家はパーソナルドリームによって呼び起こされることはありません。むしろ、彼、彼女らはインパーソナルドリームで呼び起こされます。バブルの後や不祥事で消えていったかつてのスター起業家は皆パーソナルドリームが根底にありました。真の起業家はソニーの井深大氏やグラミン銀行のユヌス氏のようにインパーソナルドリームが根底にあります。

















本気



 



「本気ですれば



  たいていの事はできる



 



  本気ですれば



  なんでも面白い



 



  本気でしていると



  だれかが助けてくれる



 



  人間を幸福にするために



  本気で働いているものは



  みんな幸福で



  みんなえらい」



    「後藤静香詩集 山崎 きよし編集『希望』」より」



 



この詩集は1921年の初版以来、300万部を超える発行部数を誇る、奇跡の詩集「権威」340編から50編を抜粋したものです。



 



編者の山崎さんはこの詩集を中学3年生の時に母親から紹介され、以来山崎さんが心の指針にしてきたものです。



 



入行した都市銀行では東大出身者などのエリートを抑え、支店長として12年、5店舗を歴任しました。その間、業績不振店を連続表彰される優績店に復活させ、“再建屋支店長”の異名を取るまでになりました。



 



80歳を超えて現在も、詩集の普及活動のために、波乱万丈の人生においての失敗・成功例等、豊富な実務経験を基に話す講演は各地で好評を得ています。聴講者はこの15年間で15万人を超えています。



 

また、重度心身障害児「さわらび学園」創立理事、「日本点字図書館」評

議員など、ボランティア活動でも長年活動しています。



 



 




 世界企業ソニーと本田技研工業の誕生

 1945年8月15日、全世界で約6000万人の犠牲者を出した、第二次世界大戦は終結しました。日本はアメリカを中心とした連合国軍の支配下におかれることとなりました。日本は軍人、民間人合わせて300万人が命を落としました。1945年3月10日の東京大空襲では一夜にして、10万人が命を落としました。さらに、8月6日と9日の原爆投下によって、広島で20万人、長崎では14万人が命を落としました。

 日本は人も、資金も、物資も、信用もない状態に陥りました。まさに、歴史上最大の危機にありました。
そんな危機の中、第二次世界大戦終戦後から2か月後の1945年10月に、東京の日本橋に、井深大氏が7人の同志とともに東京通信研究所を設立しました。最初の仕事はラジオの修理でした。1946年9月に静岡の浜松では本田宗一郎氏が9人の同志とともに本田技研研究所を設立しました。

 後に世界的大企業となる、ソニーと本田技研工業の誕生の瞬間でした。

 ソニーと本田技研工業ともに、戦後の壊滅した日本を復興させるため及び社員とその家族を幸福にするために設立
されました。

◆ 奇跡の銀行、グラミン銀行

 グラミン銀行はモハメド・ユヌス氏によって作られた、マイクロ融資(小額融資)、女性支援を特徴とする銀行です。
1983年にバングラディシュで設立されました。2006年には功績が認められて、ノーベル平和賞受賞を受賞しています。
元アメリカの大学助教授で、アメリカで豊かな生活を送っていましたが、祖国のバングラディシュの独立を機に帰国しました。

グラミン銀行の仕組みについて
1 貸出先の96%は女性が行う事業ですが、事業を行いたい人を中心に小さいグループ(5人)を作ってもらい、事業について話し合い、事業のチェックやアドバイスを受けます。

 また、返済についても5人のグループが連帯責任をおいます。(本人が返済できない場合、他のメンバーが肩代わりをします)

2 貸出金利は年20%程度(単利)で、商業銀行の貸出金利と変わりません。というより、むしろ高いぐらいでしょう。

3 返済は少しずつ求めていきます。かつ貸出の時も、元利払い受取の時も、銀行の職員が融資先まで出向きます。職員は、融資先の家族構成や家族の名前も知っています。

4 こうした仕組みで貸付が行われるため、融資した資金が返済されてくる返済率は97~98%と高いです。(貸倒れ率は2~3%です)

 そもそも、バングラディシュという国は世界でもっとも貧しい国です。仕事も多くはありません。

 さらに、イスラム教の国なので女性差別も激しいです。女性たちは学校にも行けず、字も書けず読めません。家に帰ると夫から暴力をふるわれたりします。

 ユヌス氏は、貧しく、虐げられているバングラディシュの女性を救うために1人で立ち上がりました。グラミン銀行のはじまりは、ユヌス氏が自ら銀行から借りたお金を貧しい女性たちに貸し付けたことからスタートしました。

 泣いたりわめいたりするわけではなく、暴力に訴える訳でもなく、ビジネスと言う手段を使いました。
普通、字も書けず読めない、担保物件もない人にお金を貸すでしょうか?
どう考えても普通は貸さないと思います。

 ユヌス氏は、銀行がやりたくてグラミン銀行をつくったわけではありません。お金を儲けるためでもありません。
ただ単に貧しく、虐げられているバングラディシュの女性を救いたかっただけです。
 
 貧しいバングラディシュには彼女たちの働き口はありません。どうしたらいいのか考えました。
起業してもらうしかないと思いました。起業するためにはお金が必要でした。またそれを支えるための組織が必要でした。
だからグラミン銀行が作られました。単に必要だからです。

 当然、ほとんどの人から馬鹿扱いされました。頭がおかしいといわれました。
 普通の銀行はお客が銀行に出向きますが、グラミン銀行は行員がお客を探します。 

 あなたは、なぜグラミン銀行への返済率が高いかわかりますか?
 ユヌス氏の自伝の中にその答えが書いてあります。私も驚きました。驚くべき返済率には、常識では考えられない理由がありました。

 ユヌス氏によると金持ちの方がお金を返さないと言っています。なぜなら彼らはお金を返したくないですし、返さなくていい方法もいろいろ知っています。

 それに対して貧しく、虐げられた女性たちは、まじめに返そうとします。何と言っても自分たちを救ってくれたグラミン銀行のために一生懸命返そうとします。まさに人間力のなせるわざだったのです。

  [モハメド・ユヌスは、人々にお金について、そしてそれをどのように使うのかを教えた。
 彼はさらにコミュニティについても教えた。母親として娘として、妻としての役割、責任ある人間としての役割を教えた。それをきつい言葉で教えるのではなく、力で教えるのではなく、にんじんをぶら下げて教えるわけでもなかった。
代わりに、彼らと同じ立場に立ち、彼らと向き合って教えた] (マイケルE.ガーバー)
不格好経営―チームDeNAの挑戦 南場智子 (著) 日本経済新聞社

DeNAの創業者であり、日本を代表する女性起業家、南場智子さんの初の著書です。

新潟県出身で、非常に厳しい父親の元に成長し、東京への進学や留学などの反対をうまくかわしながら達成して行く様は後の経営者としてのしたたかさに通じているのではと感じました。

本書を読んで、DeNA成功の理由は3つあると感じました。

1 ソネット(ソニー系)とリクルートの資金援助が5000万円づつあったこと
2 マッキンゼー時代の優秀な後輩を2人(川内氏と渡辺氏)引き抜けたこと
3 運

1についてはやはり資本も人材も人脈もある大企業の資本が入っているのは大きいと思いました。ほかの企業でもたとえば、タリーズジャパンなども、都市銀行のベンチャーキャピタルの資本が入ったのが飛躍した一番の理由です。

2については、人を口説くのは、1に全力で、2に誠意といっています。

3については、ネットオークションで大きく水をあけられていた、DeNAが短期間で大きく飛躍できたのは、モバイルの急速な発展のおかげです。大手の競合のいない中で、まさに先行者利益を得る型ちでモバオク、モバゲーを大成功させました。

幸運が2度続けば、大企業になるといわれますが、DeNAはまさにその典型ではないでしょうか。

無論、運だけで成功出来る程、ビジネスの世界はあまくはありません。「マッキンゼーのコンサルタントとして経営者にアドバイスをしていた自分が、これほどすったもんだの苦労をするとは」と本人がいう通り、人、物、金の数多くの苦労を乗り越えたのは、南場氏の精神力と手腕があったからなのはいうまでもありません。

南場氏はハーバードのMBA保持者ですが、現場では使えないとはっきり言っているところが面白いです。

夫がガンに見舞われるなど、成功した起業家にありがちな、家庭の不幸なども正直に語られていて、読みやすく、ためになり、読み応えのある良書です。

南場氏のDeNAを知ってもらいたい想いと、DeNAの社員に文化を伝えたいとの想いのこもった一冊です。


経営理念とは?

経営理念とは会社の根本的な考え方で、わかりやすくいうと「なぜやるのか」を表しています。
また一般によく使われる社是とは経営方針で、わかりやすくいうと「会社で正しいとされていること」です。
必ずしも理念や社是について書かなければいけないわけではありませんが、
このように理念や社是という形で行動を呼びかけると、非常に伝わりやすくなるのでお勧めです。


具体例として、京セラとソニーを参考にしてみてください。

京セラの経営理念

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類、社会の進歩発展に貢献すること。

京セラの社是

敬天愛人


ソニーの設立趣意書(事業計画書)です。1部抜粋します。

会社設立の目的

一、
真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

一、
日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動


経営方針
一、
不当なる儲け主義を廃し、あくまで内容の充実、実質的な活動に重点を置き、いたずらに規模の大を追わず

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原則1:ビジネスは、正しく創られると現在の一万倍の規模に成長し得る(マイケル E. ガーバー)/アマゾンキャンペーンで他の原則もチェック http://bit.ly/10pcmp

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原則6:ビジネスは、その種を蒔く土壌となる崇高な目的、実証すべきビジョン、果たすべきミッションを明示しなければならない(マイケル E. ガーバー)/アマゾンキャンペーンで他の原則もチェック http://bit.ly/10pcmp

原則7:ビジネスは、崇高な目的を抱いた人にもたらされる果実である(マイケル E. ガーバー)/アマゾンキャンペーンで他の原則もチェック http://bit.ly/10pcmp

原則8:ビジネスは、それ自体に生命を宿している。神に仕える中で、意義を見出す(マイケル E. ガーバー)/アマゾンキャンペーンで他の原則もチェック http://bit.ly/10pcmp

原則9:ビジネスは、経済の構成要素である。経済の実体を動かしており、そのビジネスが属し、繁栄するコミュニティのために、経済の確実性を創り出す(マイケル E. ガーバー)/アマゾンキャンペーン実施中 http://bit.ly/10pcmp

原則10:ビジネスは、その成否を評価する新たな基準を創り出す。明示されているかどうかに関わらず、すべてのビジネスが既存の基準を超えて繁栄する可能性を高めるために(マイケル E. ガーバー)/キャンペーン実施中 http://bit.ly/10pcmp

$マイケルE・ガーバーの教え 実現する事業計画書のつくり方
【事業計画とは起業に役立つか、すでに経営してる会社を成功させることを目的とする文章である。
 旧来の事業計画が作られるのはたいていの場合、次の2つの理由による。

1成功する会社ならやっているから。
2お金を借りるため。

この2つの特徴が理由で旧来型の事業計画は実現しない。
なぜなら、知性により作られた計画には、情熱と興奮と目的がかけているからである。
必ず実現する事業計画は、想いを中心に計画を作るところから始まる】(マイケルE.ガーバー)

◆ ガーバー流の事業計画書
 ここでは、ガーバー流の事業理念をまとめた事業計画書について紹介します。
一般的に事業計画書というと売上予想や市場分析、事業理念などあらゆるものを詰め込むというイメージがあるかと思います。

 売上予想や市場分析、事業理念など本来、全く異なる性質のものをいっぺんに作ろうとするので大部分の初心者は失敗します。

 数字をいくら考えても、人はワクワクすることはありません。仮に完璧な数値をだせたとしてもそれでは人を動かすことはできないのです。人を動かすことができなければ事業計画を実現させることは不可能です。なぜなら事業は人によって回っているからです。

 そして、数値化や市場分析をすればする程、事業計画書は実現しなくなります。なぜなら単純に面白くないからです。人は愛着の持てないものには興味を持てません。もちろん数字や市場分析は非常に大切です。私自身が事業を運営する中でまがりなりにも事業計画をいくつも作ってきました。

 当然数字が中心になってきました。しかし、実際にはそれは後々付け加えていけばいいのです。このブログでは、市場分析はマーケティング編で、数値化は財務編で学ぶことになります。

 事業計画書で1番大切なことは、あなたの想いをかたちにすることなのです。あなたの想いをまとめたものが、事業計画書ですガーバーが言っている必ず実現する事業計画とはそういうものなのです。