累計78冊、140万部を突破した、多作のベストセラー作家、千田さんの、出版ノウハウをまとめたものです。
まずこれから本を出す人にとっては、基本的知識は、もちろんのこと、作家としての心構えを知ることができます。
自分でも書けると思うことが初めの一歩です。次に読者が読んでもいいと思えるプロフィールを作ることです。
数々のノウハウより、ベストセラー作家、千田さんでもかなり苦労しているということが分かったことが参考になりました。
12冊目までは企画書を自分で出版社に持ち込んだこと。処女作こそ重版しましたが、2作目から7作目までは初版で終わったこと。
自分の本が平積みにされていたら、今でも必ず1冊感謝の印として自著を買うそうです。
8作目にしたやっと4万部の本が書け、14作目にして20万部の本が出せたのです。3万部の本を出すと、3社から執筆のオファーがあり、5万部で5社、10万部だと10社からオファーがあります。10万部の最大のメリットは出版社からのオファーにあるのです。
さらに10万部の本を書くと、印税で1000万円、次の10冊で1000、万円、講演やイベントやマスメディアへの出演などで1000万円、合計3000万円稼げるそうです。3000万円は貯金ばかりしないで、作家としての自分に投資しろといいます。
本屋には週に1回は通い、売れ筋や表紙、タイトルなど研究します。作家は、書籍、新聞、雑誌、テレビ、ネットなどから常に情報を吸い上げる必要があります。
勢い良く5万部を超えると、各種の取材がきます。5万部と10万部の違いは、著者と編集者と営業の気持ちの差です。
千田さんは1500枚の手書きのポップを書いたそうです。著者は、やり過ぎと思われるぐらいの方が応援されます。
50冊も書くネタがないという人は、職業作家に向いていない。5年で50冊書くと、書店に自分のコーナーができます。
100万部を1冊よりも1万部を100冊の方が格段にいい。なぜなら、長く書き続けることができるから。
千田さんは本当に本を書くのが好きなことが伝わってきました。スゴいときは2ヶ月半で9冊の本を出版したそうです。
具体的な本を書くノウハウや、出版後のビジネス戦略については一切かかれていないのが残念です。
