お墓参り | マライカのブログ

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日々の出来事の中で、ふと
見つけた 気づき 小さな感動 美しいな、カッコいいな、と
感じたことを、呟いています
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おはようございます、先日は父を連れて、

瓜破(うりわりと読みます)の墓参りに行ってきました(^-^)

ウチのご先祖様のお墓がある、

大阪瓜破霊園と言う所です。




少しばかり、うちわの事情がありまして、

ウチの家族はバラバラです。


それぞれが、それぞれの言い分ばかりを

主張し、誤解や、勘違いや思い込みが

数十年がかりで、積みかさなり、

今、お父さんは83歳になり、

孤独です。


認知も始まり、小児マヒもあり、

一人で運転もできなくなりました。


父は立派な人なんです。

根性マンで鉄のように、

硬くて、譲らない精神力を持っています。


韓国人で、差別され、無学です。

それでも、普通の人よりも頑張り、

普通の人よりも、税金を払い、

ひと財産も築き、立派な成功者として、

家族から、尊敬されていました。



が、いつしか、年月と共に、

父の歯車が狂ったのか、

頭の細胞がチグハグになり、お金も無くなり、

ある事ない事妄想に走り、話の内容がわからなくなり、

家族を打ちのめし、勘当し、

嫌い、嫌われ、誰も慕わなくなっていきました。


誰が悪い、とか、何が悪い、とか

それについて議論しても、

何も始まらないし、

そんな事はどうでもいいんです。


あるのは、今の父だけです。

不憫に思います。

83歳、一人ぼっちになってる父。

それでも、まだ強い父がいるんです。


「.誰の世話にもならん!」と、豪語しています。


昔の話や、塗り替えられた話を

うれしそうに、話す父を見ながら、

「父の歴史」を、見つけます。


「父の一生」を、私なりに追いかけます。


ある兄弟は言います。

「俺はちゃんと墓参りに行っとるで!」と。


こう、言われると、寂しくなる。。。

まだ、ここに、目の前に、
生きてるご先祖様がいます。


その人を無視して、お墓参りで、自己満足している。自分を正当化している。


この父がいなければ、私らの存在はありません

父の笑顔を作る事が、先祖供養になる事を、

知らないでいます。

真っ赤な顔で頭から汗をかきながら、座り込んで、墓地の雑草を抜く父を見ていたら、、、

父や家族が言った事、やったこと、
全ての出来事が、、、水に流れます。



「ワシももうじき、ここに入るんや。
その時はヨシコの右にワシの名前を入れとくんやで」と、笑っていました。



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キレイに雑草が取れてるでしょう(^-^)

この日も暑い1日でした。

さぁ、明日はお盆の先祖供養のお供えの

お料理を、作ります。

長男が引き継ぐ行事を、なぜか、、、
私が、行っています。

長男が出来るようになる日まで、
私がすればいい事なんです。

それだけの事なんですよ。


今日は夕方から雨が降るそうですね、
外出には、傘を忘れずに❗️