37 ブルーモスク・3(帰り道) | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるマレーシア珍道中の記録。2024年5月から6月の43日間滞在記です。

 さて、帰りのこと。シャーアラム・バスターミナルまではゆっくり歩いて10分足らずでつきます。ここから750番のバスに乗りますが、このターミナルは終点ではないです。パサールスニ行き750番のバスに乗る必要があります。シャーアラム行きの750番ではいけないということがあるブログに書かれていました。重要な情報です。ブログの主には感謝しています。
 ターミナルというだけあって数台のバスが停まっています。さらにその横にバス乗り場が長く伸びています。さてどこにパサールスニ行きの750番が停まるのかが分かりません。足を伸ばして暇そうにしている係員がいたので聞くと右側を指さして教えてくれます。何時に来るのかを聞くと、「どこに行くのか」と確認した後、電光表示板を見て、「ナウ」と言います。念のため電光表示板を見ると、「TIBA」という表示があります。Googleで調べると「到着する」という意味であることがわかりました。係員の言っていることと一致します。


 2分ほど待っていると、パサールスニ行きの750番が来ました。これで安心です。戻れます。終点まで乗っていけばいいのです。時間は1時間ほどかかりましたが、無事に到着。
 
 セントラルマーケットのトイレに行きます。ここは有料なので前回は使わなかったけど、今回は利用します。0.5RMです。1RM札を出すと、係員は横の機械を黙って指さします。そこに1RM札を入れてボタンを押すと2個のコインがでてきました。50と書いてあるので、50センのようです。1枚を入れると中に入れました。有料だけあってきれいなトイレです。
 お昼は気になっているチャイナタウンの中華のお店に行きました。家族に聞いたお店です。Nam Heong Chicken Rice(南香飯店)です。入り口にはミシュランのシールが2枚貼ってあります。2023と2024というシールが。2年連続してビブグルマンを獲得しているお店です。日本では「5000円以下」となっているようです。美杉にもビブグルマンのお店があり、4000円台です。ところが、このチキンライスのお店は安いです。私が注文したチキンライスは12.9RMでした。430円ほど。これでミシュランが2年連続なのですね。期待できます。
 中に入ると午後1時を過ぎてはいましたが、活気があります。クアラルンプールのレストランでの注文方法は大まかには3つの方法があります。QRコードが渡されてスマホから注文する方法、お店のタブレットからの注文。この二つの比率は日本よりも多いです。かなりの大衆店でもQRコード注文のことがありました。他にはオーダー用紙に自分で書き込む方法。鼎泰豊がそうでした。そしてスタッフに口頭で注文する方法。このお店もけっこう多いです。
 チャイナタウンのチキンライス店はスタッフに口頭で注文します。まずはメニューを見て考えます。このメニューがなかなかの時代物というか、ヨレヨレです。日本ではミシュラン店どころか、場末のお店ですらこんな年季の入ったメニューは使いません。これだけでお店の品位を下げ、客が入らないと思います。


 でも、クアラルンプールではしっかりしたお店でもメニューは痛んでいることがままあります。これもそんな文化なのですね。
 定番の、そして一番安い、シンプルなチキンライスを注文しました。ジュースがないので1RMのお茶もお願いします。チャーハンを期待していたけど、チキンの出しを使ったご飯です。薄味です。チキンはからっとしていておいしい。
 その後、チャイナタウンを少しだけ冷やかして帰宅。帰りは地下鉄とバスです。乗り慣れた路線と言ってもいいかも。合わせて5RM程度です。交通費は本当に安いです。Grabを含めて。