さて、戌の日当日。


仕事から帰ってきて、ご飯を食べ、お風呂に入り、おもむろに腹帯を取り出す。
実母が何種類か送ってくれたもののなかからマジックテープになっているものを選ぶ。

説明書を読み、お腹に当てて、マジックテープをペタ!



・・・。
おわり?



しろえる「これでおわり・・・?」
くろえる「あっけないねぇ・・・。俺なんか手伝うのかと思っていたんだけど・・・。」
しろえる「あ、そうなの?じゃぁもう一度やるか!こっちのマジックテープ持って、せーの!!」
ぺた。ぺた。
しえろる「わー、ぱちぱち・・・ ""ハ(^▽^*) パチパチ♪」
くろえる「・・・。」



なんか、あっけない・・・。



しろえる「なんか、わたしら間違ってるのかなぁ?なんかもっとやらないといけなかった?」
くろえる「ご馳走食べたりとか?」
しろえる「平日にそんな時間ないだろ。」



しかも、その時つけた腹帯は、お腹の部分が立体的に膨らんでいたのだが、私のお腹のふくらみが全然足りず、フィットしなかった。
お腹のふくらみの足りない分締め付けてみると、胃が圧迫されて痛い。
しろえる「しかもさー、これ全然フィットしないんだけど?何のためにつけてんのか、よくわかんない。」
くろえる「付け方まちがってんじゃないの?」
しろえる「だって、書いてあるとおりだよ?ほら!」
くろえる「うーん。。。」


くろえる「他の奴つけてみたら?」
しろえる「だって、ガードルと腹巻だよ?履いたら終わりなんだけど。」
くろえる「うーん。。。」


結局、腹帯の意義もなんだかよくわからないまま・・・。
くろえる「さらしだったらもうちょっと盛り上がったのかもねぇ~。」
しろえる「そうかもねぇ~。なんだかよくわからなかったねぇ。」



こうして、水天宮に続き、あっけなく戌の日の行事は終了した・・・のだが・・・。



ふと見ると、置いておいた腹帯をくろえるが自分の腹に巻いていた。

しろえる「な、なにやってんの?
     ・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
     ぴったりやん!私よりぴったり!ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆」
くろえる「そんなことないもん!腹帯に合わせてお腹膨らませただけだもん!」
しろえる「またまた~~(゚▽゚=)ノ彡☆ギャハハ!!妊婦より妊婦らしい旦那!そろそろ産めるんじゃないの?」
くろえる「そんなことないもん!ほら、俺のへこんだ腹を見てよ!」
しろえる「ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆」


こうして、本来の目的が果たせたのかよくわからないまま、大笑いのうちに夜はふけて行ったのだった。


そんな私ももう7ヶ月。
この時フィットしなかった腹帯も、バッチリフィットする体型に( ̄ー ̄;