顔ぞりリハーサル


以前、前撮りをした時に本職の床屋さんに顔ぞりをしてもらった私。
(→顔ぞりの話はこちら



4000円で顔ぞりしてもらった話をくろえるにしたら・・・




怒られた・・・(^▽^;)





くろえる「エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゜ ゜
4000円!?4000円もかけてヒゲそってもらったの!?あほじゃないの?」
しろえる「ん?顔と背中だよ?うなじとかもきれいにしてもらったし、エステもしてもらったよ?」
くろえる「ヒゲに4000円・・・ヒゲに4000円・・・たかがヒゲ剃りに4000円・・・」
しろえる「ヾ( ̄o ̄;)あの・・・」




「あほかーーーーーーーっ!!!!
そんなもん、俺がそってやるわーーーーーーーっ!
無駄遣いしやがってーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」




普段、エステに行こうが何をしようが、
「むしろ行ってちょっとはきれいになって来い( ̄^ ̄) 」というくろえるが、
このときばかりは怒りモード。



毎日自分で剃っているひげに4000円ものお金をかけたのが納得いかなかったらしい。




女にとって見れば顔ぞりなんて一大事だが、
男にとって見れば日常茶飯事・・・というか、日常に溶け込んでいる普通の行い。
無理もない反応なのだろうか・・・?




しろえる「いやー、でもさー、背中とかうなじとかもだよー?あんた剃れんの?」
くろえる「当たり前じゃーーーーっ!俺様をだれだと思っている!!!
そんじょそこらの床屋よりよっぽどうまいわっ!!」
しろえる「いやいや・・・相手はプロだよ?シロートが何を言うか!」
くろえる「なめんなー。俺だって何十年も毎日ヒゲ剃っているんだ!俺がプロだーーーーーーーーーっ!」



ますますエキサイティングしてゆくくろえる。
収集がつかない・・・(^▽^;)


しろえる「んじゃー、本番で剃ってもらっていきなり変なことになったら困るから、
練習でやってみてうまくいったら採用ね。」



というわけで、くろえるに顔ぞりしてもらうことになった。



使ったのは、くろえるが毎日の髭剃りに使っているT字カミソリの新品の刃と洗顔フォーム。
洗顔フォームで顔を剃るのはよくないと聞いたことがあるが、
実際毎日それで剃っているくろえるは聞く耳持たず。



カミソリもレディース用を使えと言ったのだが
「そんな軟弱なもの使えるかーーーーーーっ!」と即却下された(^▽^;)
プロにはプロの道具があるらしい・・・。



「いいから座れっ!」
「…o(;-_-;)oドキドキ」



男のヒゲ用カミソリであたしの柔肌を剃って大丈夫なのだろうか・・・と不安第一弾が襲ってくる。
眉毛なくなったらどうしよう・・・と不安第二段も襲ってくる。
お肌が傷物になったらどうしよう・・・と不安第三弾も襲ってくる。



いくら愛と信頼の旦那様とは言え、
シロートが刃物を持っている以上、怖いものは怖い・・・。



くろえるが私の顔の上にカミソリの刃を滑らせて行く・・・。



バックミュージックは、くろえるのくちぶえの「ノマノマイェイ」。



真剣味が足りないことこの上なしだが、そこそこ丁寧には剃ってくれている雰囲気は伺える。
少なくとも、あたしが自分で剃るよりはうまい。
眉毛もなくなったりせず無事に顔剃りが終わり、うなじ、せなかと剃ってもらう・・・。



くろえる「はい、おわり!」


しろえる「(; ̄ー ̄)...ン?」



しろえる「うなじ・・・右しか剃ってなくない?」
くろえる「ん?面倒になったからもういいかなーと思って♪」


しろえる「どあほーーーーーーーーっ!全部ちゃんとやってよーーーーーーっ!」


くろえる「え~~~~~~~~~、わがままだなぁ、もう。」
しろえる「(こいつわ・・・(-"-;) これだから油断できないんだ・・・)」



うなじをきれいにして、今度こそ終了。
終了後のエステもどきは自分でやって、4000円の節約♪



で、肝心の仕上がりはというと・・・


床屋のカミソリより切れないのが幸いしたのか、
床屋でやってもらった時よりカミソリ負けしなかった。


ちゃんと顔もつるっとして、ワントーン明るくなってて、いい感じに仕上がったとは思う。
ちょっとうなじの剃りが甘い気はするけど、まぁまぁ合格・・・かな。



(* ̄- ̄)ふ~ん
これで4000円浮くのか・・・( ̄▽ ̄) ニヤ



さすがに本番は本職に・・・という気持ちはあるけど、
時間がなかったらこれで済ませちゃうかも(笑)




もはや遠慮のなくなったじいさん&ばあさんのような間柄になっているからこそできる(!?)この節約術。
あなたもどうですか?
(ピュアな気持ちでお嫁に行くあなたには勧められません・・・( ̄▽ ̄) ニヤ)