展覧会に行ってきました。
予想を上回る内容に、半分以上にチェックをつけたくなる作品たち
サイズが大きくなったとしたら、海外の美術館の雰囲気にもなるのでは。
英国外不出、大気汚染のない地域、そんな縛りが当たり前のような、でも日本にあるではないですか。そう、美術館改装中で、これが叶ったようです。
ドカの作品、色彩も構図も文句無い。どうして、この色、目が釘告げになりました。
スコットランドはじめとしたイギリスの画家、名前はドービニー位しか分かりませんでしたが、ルノワール、モネに頼らなくても、十分見応えありました。
図録買ってしまいました、前もプーさん展でも購入したでしたが、今回は手に取ると手頃なサイズでも見やすいし、値段も2000円程度、Bunkamuraさん、商売上手いですな。😄
構成は、以下のようになってます。
献身、鑑識、寛容性がコレクションのキーワードだと。
ははあーん、と分かつたようなそうでもないような気分でしたが、人一倍気持ちが込められているんだと思いながら見て行きました。
序章
え、ゴッホが肖像を描いてるとは、驚きです。
これはバレルではなく、彼に絵を販売した画商《アレクサンダー・リードの肖像》ゴッホ弟のテオとゴッホと三人で暮らしていたこともあると。
気合いが入ってますね、ゴッホ。
第1章
身の回りの情景
スコットランドは石炭の産出で経済が潤い、そして実業家のアートコレクションが充実。対象はイングランド通り越えて、フランスへ。画商リードが良品を勧めることで、コレクションが充実。
実業家で、仕事での疲れを癒す為か、落ち着きを求めました。この2つのジャンルからも伝わると思います。
小さな作品が多いのですが、特徴の一つとして、額が豪華かなと。これは小さな作品を大事にされていた事が伝わり、バレルの気持ちが感じられる醍醐味だろうと。
なので、写真撮れる第3章でも、額も入れて撮影すると良いのかなと。絵に目が行き、ついついアップにしたいのはありますが、引いて見たりするのも、また絵画の楽しみ方なんだろうと思いませんか?
1-1
室内の情景
アンリ・ファンタル・ラトゥール
《入浴する女性》
小さいながら官能の世界を表しています。
テオドール・リボー
《勉強熱心な商人》
《会計士》
スポットライトが当たったような、ティオプリズムと言いスペイン絵画から来ております。
1-2
静物
花はガーデニングの盛んなイギリスならではの人気のモチーフ、
ただ、印象派ほど明るくない、暗い作品が多くコレクションされたようです。
フランソワ・ポンヴァン
《水差し、チーズ、玉ねぎ、魚、ナイフのある静物》
魚はシシャモのようです。
《コップ、洋ナシ、ナイフのある静物》
洋ナシがふな○しーのように見えてきました。
ポール・セザンヌ
《倒れた果物かご》
りんごが腐るほど遅筆、倒れたところを描くとは、さすがセザンヌ。
このあとこルノワール作品と対になるような。
クールベは、投獄されたときの差し入れの果物、またマネは病により小型静物作品と、それぞれ描いた訳があるのですね。
また、静物画から、もの派、マテリアリズムも感じられました。
第2章
戸外に目を向けて
2-1街中で
エドガー・ドガ
《リハーサル》
メインビジュアルです。色彩の多さ、構図は螺旋階段、光は窓から、絵画のポイントが込められて、バランスの良さと、ドガならではのバレリーナのレッスン風景がモチーフと来たら、それは素敵な作品になりますよね。
テオドール・リボー《調理人たち》
魚から血が滴ってます、それだけ新鮮だという証。
ジョセフ・クロホール《二輪馬車》イングランド北部の画家、ようやく目につきました。モダンなイメージ。
アドルフ・エルヴェ《風車》見惚れました。
2-2郊外へ
アドルフ・エルヴェ《鶏のいる村の道(バルビゾン?)》
ざわざわしています。
アンリ・シダネル《雪》
詩的、ポエムやね~、これもフランスらしい。ぼやっとして、かまくらと思ってたら、井戸小屋だとか。
オノレ・ドーミエ《ヘラクレス》情けない感じ、くたびれたヘラクレスに愛着を感じたのかしら。
アドルフ・モンティセリ《庭で遊ぶ子どもたち》ゴッホに影響与えた画家。
マティアス・マリス《蝶》
ヤーコブ・マリス《ペットの山羊》
オランダの兄弟画家、フランス絵画のようです。少し暗い感じ。かわいい山羊でした。
ここで、暗さは落ち着き感があり、決して雰囲気が悪いわけではありません。
エドガー・ドガ《木につながれた馬》
馬に理想美を見いだしたドガ。
アントン・モーヴ《牧草地の乳牛》
ジョルジュ・ミシェル《嵐雲》
ポール・セザンヌ《エトワール山陵とピロン・デュ・ロワ峰》
家畜、動きを捉えるために素早く描ける水彩画、イギリスではまだ郊外には多数いたようです。
また、セザンヌ、これは文句無い作品でした。
第3章
川から港、そして外洋へ
ここは写真撮影可能でした。
3-1
川辺の風景
グラスゴーにはクライド川があり、フランスで川を描いたもの、水浴する女性などの作品がありました。それも、ピサロが描いたもの。
ここは殆んどの作品にチェックを付けてしまいました。
3-2 外洋への旅
海運業が生業のバレル氏、そのビジネスをについて外洋と船舶をどのような想いで見ていたのか、またコレクションした作品はどうだったのでしょうか。
海についての作品は写真とともに思いを馳せてみましょうか。
ウジェーヌ・ブーダン 《ドーヴィル、波止場》 1891年、油彩・板 © CSG CIC Glasgow Museums Collection
ウジェーヌ・ブーダン 《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー》 1863年、油彩・板 © CSG CIC Glasgow Museums Collection
ギュスターヴ・クールベ 《マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド》 1865年 油彩・カンヴァス © CSG CIC Glasgow Museums Collection
カミーユ・コロー《船舶(ル・アーヴルまたはオンフルール)》 1830-40年頃、油彩・紙、板 © CSG CIC Glasgow Museums Collection
ラストはこれ。
アンリ・ル・シダネル 《月明かりの入り江》 1928年 油彩・カンヴァス © CSG CIC Glasgow Museums Collection
2019年4月27日(土)~6月30日(日)
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#印象派への旅
#海運王の夢
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