この常設は書いておきたいと思ってたんで、書いて行こうと思いました。
内容は2018年8月14日現在のものです。
まずまず、建物以外に目につくものを
庭園 野外彫刻
飯田善國
動くコスモス 1968年
ステンレススチール
265.0 × 170.0 × 170.0
清水九兵衛
朱甲面 1990年
鋳造アルミニウム、ステンレススチール、コンクリート、アクリル
330.0 × 250.0 × 160.0
これだれが作ったんだろうと思ってたら、意外に現代陶芸のあの方だとは。
フランク・ステラ
リュネヴィル 1994年
ステンレススチール、アルミナブロンズ
717.0 × 640.0 × 609.0
もう大きくて、何も言えません。ちょっとジブリっぽくもあるような。
ヘンリー・ムーア
ブロンズの形態 1985-86年ブロンズ
442.0 × 240
暑い中歩いて広場まで行って正解でした。ともかく爽快と言うか、こんなに風景に溶け込んでるのは他には見たこと無いようで。
エントランスのマイヨールの彫刻みつつ、展示室へ
撮影出来ずこの後は画像ありません。こちらで少し見られるかも。
101展示室(印象派からエコールド・パリ)
ここは、モネの睡蓮を、と思ってみたんですが、実際行ってみると、一番心を打ったのは、これでした。
パブロ・ピカソ
肘掛椅子に座る女
1927年油彩、カンヴァス
81.0 × 65.0
モノクロ、これがピカソと、聞かなければ分からないと思いました。しっかりした女性の肖像画。インパクトありました。
そしてエコールドパリ
マリー・ローランサン
ピクニック 1932-33年頃 油彩、カンヴァス
24.2 × 41.0
マルク・シャガール
赤い太陽 1949年
油彩、カンヴァス
139.5 × 98.0
好きな画家の絵が続きテンションアップ。
モイーズ・キスリング
姉妹1950年油彩、カンヴァス130.0 × 89.0
この二人、姉妹、100%、姉妹。
102展示室
レンブラントの前を通り抜け
103展示室(初期抽象)
カンディンスキーがありましたが、
ジョルジュ・ヴァントンゲルロー
形態と色彩の機能 1937年
油彩、合板
101.6 × 101.6
赤と茶と緑が絶妙なバランスで一番気になりました。
110展示室(フランク・ステラ)
どこが違うの、と違いを発見すべき見て行きました。
同心正方形 1964年
アクリル、カンヴァス
168.0 × 168.0
凹凸が見えてくるようでした。
ブラック・シリーズ II
1967年
リトグラフ、紙
各 38.1 × 55.9
タイトルと見比べて行く楽しみがありました。
多色正方形Ⅰ 1972年
オフセット・リトグラフ、紙各 40.6 × 55.9
やはり、凹凸感を味わいつつしばし見つめました。
ホンジュラス宝くじ商会 ルイジアナ宝くじ商会
この二点タイトルにひかれました。
104展示室(シュルリアリスムとその展開)
ここのマン・レイのトイレ?のだまし絵が印象的。
106展示室 ロスコ・ルーム(シーグラム壁画)
赤いというか薄暗く、あまりに雰囲気が素晴らしく、1回目はただそこに佇むに終えました。
分析は2回目に。
なんでしょう、この作品たちは。まず絵の中に入りたくなるようでした。あの枠の中ならば簡単に入れそう。
枠が主なのか、枠以外が主なのか、それでみると枠を後から描いたものが一つありました。跳ねが枠に向かってるのと、外に向かってるものがありました。
これは、ぼかし、かすみ、見るものを拒絶する、和が道を行くような。媚びてませんね。
なんと言ったら良いものだろう。
ここは一人で対峙するのが、まずは良いかなと。
時計回りに見て行き、反対向きに回り、そして、ソファーに座りながら、全てを見て、で、次は立ち上がり近くで見て行く・・・こんな様子でした。
200展示室
サイ・トゥオンブリー
無題 1968年
家庭用塗料、クレヨン、カンヴァス
200.0 × 259.0
無題 1990年
ブロンズ
113.5 × 50.0 × 50.0
ここ自然光、下と代わりに、皮膚呼吸したくなる感じ。
「サイ・トゥオンブリー・ルーム」と呼びたくなりました。
201展示室(アメリカ美術の展開と・・・・)
ポロックから始まり、モーリス・ルイス、サム・フランシス、ロバート・ライマンと、申し分無し。
ステラの大型作品もありましたが、これら展示替えのようです。
たっぷり2回見て回り、満足して退出しました。
このスペースのゆとりはなかなかなもよなと。