初めて伺いました。
私を行ってない美術館に連れてって企画ですね。
行くまでのワクワク感はかなりのものでした。
御殿場から向かったんすが、意外にスムーズに行けた気がします。


美術館もとても魅力的です。
こんなに緊張したのもあまり記憶にありません。
私、入っていいのかしら、みたいにも思えてきました。

ルドン、やはり岐阜県美術館より多数出品されてました。


国内のコレクション、特に国内の有名画家が所有されていたこと、日本から見たルドンと言う視点で構成されていたのかな、との印象でした。

さて見て行きましょう。


第1章
夢の中でー「夢」の源泉
リトグラフ作品でほぼ構成されてます。
ルドン以外には、ルドンに版画を教えた、ロドルフ・ブレスタン
ルドンが尊敬して「ゴヤ領」なる作品も製作したいた、そのゴヤを始めデューラーなどの作品が並びます。
出品は日本有数のコレクションを持つ岐阜県美術館、版画と言えば町田市国際版画美術館、どちらも馴染みがあります。
ボーラ美術館より。 
後半に、油彩モネの作品が同じくコレクションより。

第2章
水と生命ー始原的なかたち
水に纏わる作品、生命の起源は海からと、自然科学のような視点で次は構成。
自然を身近に感じられる環境で、いつもと違う気分に。

《ヴィーナスの誕生》ボーラ美術館

この色の使い方、組み合わせ、そして何か分かりそうでわからない周囲のものたち。

また、リトグラフ作品が並び
長いタイトルのね、

「すると魚の体に人間の頭を付けた奇妙な生物が現れる『聖アントワーヌの誘惑』」
岐阜県美術館


《蜘蛛》岐阜県美術館
こんにちは、と声をかけたくなる。
ちなみに岐阜県美術館のチケットは彼の形なんですよね。

《ダンテとベアトリーチエ》ボーラ美術館
赤と白の対比が目に留まりました。

《オフィーリア》岐阜県美術館
こちらも見たかった作品

第3章
翼と気球ー近代性と神話
気球が近代化の象徴、それにルドンの神話、で翼が見られる作品を対比しています。
翼、と言えば、アポロン、で、二輪馬車ですね。

眼は奇妙な気球のように無限に向かう 『エドガー・ボーに』

《イカロス》ボーラ美術館
これはエントランスのフォトスポットより

《アポロンの戦車》岐阜県美術館
《ペガサスにのるミューズ》群馬県立近代美術館
この二点が目に留まりました。


第4章
ひらかれた夢ー花と眼

眼はルドンのメインのモチーフの一つ、そして花もファンが多いでしょう。私も、三菱一号館美術館の《グランヴーケ》を見てファンになりました。

さて皆さんご存知の
不恰好なポリープは薄笑いを浮かべた醜い一つ目巨人のように岸辺を漂っていた『起源』
岐阜県美術館

《日本風の花瓶》
ポーラ美術館
数ある花の作品で、これが一番印象的でした。

花の作品、ほんとに見とれます。
国内のコレクション、特に国内の有名画家が所有されていたこと、日本から見たルドンと言う視点で構成されていたのかな、とここでの印象でした。
岐阜県美術館に、ボーラ美術館のコレクションが続く感じでした。

第5章
21世紀にひらく夢ー受け継がれるルドン
現代アートによくモチーフとして取り上げるのですが、
イケムラレイコ
《Genesis Ⅰ》作家蔵
生と性と聖をテーマにされてるそうです。
この作品は好きですね~うまく配置考えていて引き込まれました。

柄澤斎
木版画

鴻池朋子
映像作品と素焼粘土、また、《みみお(原画)》は鴻池作品の主要キャラクターなので、見られて良かったです。
鴻池さんとルドンの繋がり、これは初めて知りました。

行って良かった、ポーラ美術館のルドン展。

2018.7.22-12.2
ポーラ美術館