展覧会に行って来ました。
ようやく行けました。
場所は表参道と外苑前駅の真ん中辺り、ちょっと路地を入ったところにあります。
ギャラリーは二部屋り、奥行きは然程ありません。
奧はこんな障子のようなイメージでした。
これは今回の展覧会に合わせて作られた内装のようです。
この室内にま四角のキャンパス、これが特徴です。
ロバート・ライマン、その経歴は、ウィキペディアより
アメリカ軍予備軍部隊の軍楽隊として朝鮮戦争に赴く。1953年にニューヨークに移り、プロのジャズサックス奏者になろうとし、ジャズピアニスト、レニー・トリスターノにピアノを師事する。その後、MoMAの警備員となり、アーティストのソル・ルウィットとダン・フレイヴィンに出会い共にMoMAにて働き、翌年よりニューヨーク市図書館の美術工芸課にて働く。
音楽家、ですか。
現在87歳で、まだご存命です。
これが最初期の作品
無題 (1961). 油彩、 油彩、 ブリストル紙 22.7X22.9 cm
Stamp (2002) 油彩、 キャンバス 35.6 x 35.6 cm
ま四角、白、白、白
それ以外では、気がついたのは様々な支持体に描かれてることです。
中には鉄板にも。
その白と呼応するのか反発するのか不明ですが、金色に見えてくるものもありました。
でも、基本的に白白白です。
受付にあったバインダーを見てると面白いことが書いてありました。
自身の作品は錯覚を試みない故に「リアリスト」だと宣言したこと
まあ、確かに。
「“何”を描くかは全く問題ではない。 “いかに”描くか、 それだけが問題だ。 」
ほほお、とは言うものの私、その境地までは向かえず、
あ、これは韓国の単色絵画かと、思い出しつつ会場を後にしました。
実は日本の前衛芸術含めて意識をされていたようです。
会期終了
#fergusmccaffrey #robert-ryman