プレス&特別内覧会に参加しました。
※写真撮影は内覧会で許可頂いております。
今回は、昭和の琳派と言えば、山下先生曰く一光さん、こと田中一光さんの作品がお迎えの作品の琳派展です。
以前、21世紀 琳派ポスターズ ギャラリートーク その2というイベントで山下先生や浅葉先生から、一光さんのお話はお聞きしました。
さて、生憎ここには一光さんの作品の写真はありませんが、名品が出品されてます。
その一つは
俵屋宗達(絵)・本阿弥光悦(書)《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》17世紀 山種美術館
鹿に書が寄り添うかのような調和がみせられています。
これの横にも鹿の作品がありました。それは先の田中一光さんのポスター作品のもとになってる、【国宝】《平家納経》願本 の模写である、
田中親美《平家納経 願本》(摸本) 20世紀 東京国立博物館
ポスターの左上の作品になりますが、
親美さんは厳島神社から原本を取り寄せ、摸本制作したとのですか、その最中に関東大震災が起き、抱きしめて守ったとのエピソードがあるそうです。
ちなみに、平家納経は江戸時代の修復の際に俵屋宗達が願本の見返しを描いたと伝わり、琳派と関係つけられてます。
続いて、山種美術館が誇る琳派作品が勢揃いです。
鹿つながり作品を取り上げたので、まず、動物が描かれてる作品からご紹介。
速水御舟《翠苔緑芝》1928年 山種美術館
久しぶりにくろねこさんやうさぎさんに会えました。
速水御舟が琳派作品に見られる構成法を意識して取り入れた作品です。
【重要美術品】酒井抱一《秋草鶉図》19世紀 山種美術館
こちらは、鶉さんですかね。
山種美術館の琳派展には無くてはならぬ作品かと思います。
酒井抱一《飛雪白鷺図》19世紀 山種美術館
この構図、上の白鷺が真下を向くように描かれてる所に目が行きました。それが抱一の作品らしい緊張感を生んでる様に感じました。
安田靫彦《うさぎ》1938年頃 山種美術館
「わあ、まん丸でぶっくりしてますね~」との参加されてた方の感想を聞きました。安田靫彦の他の作品とはちょっとイメージが違いますね。
俵屋宗達の作品に類似のうさぎがみられるようです。

これまでは、動物万歳のような内容になってしまいましたが、それ以外の出品ももちろんございます。
酒井抱一《秋草図》19世紀 山種美術館
すすきと重なる月
下の葉っぱのたらしこみにも注目したいです。

さて、他には、これまで括れないジャンルの作品を挙げてみました。
風景画ですね。
西郷孤月《台湾風景》1912年 山種美術館
速水御舟《綿木》1913年 山種美術館
この背景の薄の葉がたらしこみで描かれてます。
今回写真は掲載されてませんが、神坂雪佳、福田平八郎、加山又造らの作品もあり、アンカーとして田中一光作品が締めている感じでした。
琳派よ永遠に、と言葉を添えたくなりました。
山種美術館
~7月8日






























