今回の世田谷美術館の高山辰雄の回顧展の2階はコレクション展、そして、昨年亡くなった舟越直木さんの追悼展示がありました。
高山辰雄展が、重いのでちょうど中和出来ると言うか、具象、抽象、立体とバランスがとれてる気もしました。
写真は頂けるミニパンフレットからのもの。

小堀四郎(1902-1998)

小堀さんは具象、主に藤島武二し、藝大で西洋画学び、渡仏、ルーブル美術館で模写に励み、帰国後は世田谷に自宅とアトリエ構え、個展も開催。代表作は《無限静寂》シリーズで、宵、深夜と暁の星と空を描いたもの(ポスターの作品、左)。
これは飛行機が遅れた事から、見られた空を描いたもの。確かに国際線で欧米路線だと見られるかなと思います。
遅れるのは嫌ですが、こんな空が見られるのは得した気分になりそうです。





村井正誠(1905-1999)

村井さんは、抽象、文化学院大学の第一回入学、卒業し、渡仏してアンデハンダン展
に出品。帰国し、世田谷にアトリエ構え、福沢一郎や岡本太郎と日本アヴァンギャルド美術家クラブを設立。個展も開催され、サンパウロ・ビエンナーレなどにも参加。代表作《二人》(ポスターの作品、右)など、単純化された色彩のパターンと黒い線、そして後には真っ黒な作品まで、比較的大きいサイズで、とても存在感があります。

《二人》
この黒い線が人を表しているそうです。

後半、作品が真っ黒になりますが、それは何故なのでしょうか。

また、ラストに向かうと、追悼の文字がありました。舟越直木さんは、舟越桂さんのお兄さん。昨年亡くなられたんですね。今更ながら合掌。元世田谷区在住と、示してあり、三点作品と在りし日の写真がありました。

ホームページに、作品名や舟越直木さんの作品の写真があります。

世田谷美術館
~7月8日