最初、元近代美術館勤務のピアズリー研究者が登場しますが、ほぼ、ピアズリーと姉、そしてオスカー・ワイルド、彼の愛人(男)のダグラスが繰り広げる、濃厚なストーリーです。
史実に基づくフィクションですが、実によく書かれており、登場人物や、やはり話のメインになる「サロメ」についてのストーリーはぐっと引き付けられました。
ワイルドに近づくなと、女優の姉、そして、ダグラスは、嫉妬からの忠告、でも彼はピアズリーの絵画に惚れ込んだようです。
相当に場面が現実離れしており、毎朝通勤で読んみ、どっぷり世界に浸っておりました、そのせいか翌朝には読んだ事がきれいさっばり脳内クリアされてしまい、毎朝数ページ戻って読み出す始末に。
実はピアズリーについてあまり知らなかったので、これはこれからピアズリー作品見るときに何かの役に立ちそうです。
文藝春秋
2017.1.15
