展覧会に行って来ました。


基本的に熊は好きなのですが、これはどうしょうかなぁと思ってたんです。Bunkamuraザ・ミュージアムがこの後半年お休みでもあるので、行ってきました。

最初あったペギー・フォートナムのペン画はちょっと粗くて、下絵なんだろうな、と思っていたのです。が、ラストに近づくにつれて、とても味わい深いんだと、気がつきました。

その後に次々に歴代の挿絵担当した画家の作品があり、R.W.アリーの絵が完成形なのか、日本で発刊された翻訳版では、表紙がフォートナムであり、わ、とても味わい深いし、とても誠実で、大失敗するけれど、結果オッケーと憎めない偉大な存在がい一番出てると。まさかパディンドン、名前は拾われた駅名、ペルー生まれ、マーマレードを食べて飢えをしのぎ、イギリスにやってきた。もちろん、マーマレードは大好物好。また、第二次大戦とのからみにはちょっと胸が痛くなりました。

四コマ漫画が、イギリステイストの滑稽さであったんですが、それはそれとしても、ちょっと童心に戻れた気がしました。

さて、見て行きましょう。
第1章
パディントンの物語
ペギー・フォートナムの挿絵の原画が並びます。
お十一時、この時間がティータイム、この言い方とても気に入りました。
ペギー・フォートナム画
『パディントン、テストをうける』の挿絵原画、1979年
Illustrated by Peggy Fortnum 
© Paddington and Company Ltd 2018


第2章
パディントン誕生秘話
作者はBBCの台本を書いていたマイケル・ポンド。1956年のクリスマスイブに、デパートのおもちゃ売り場で見つけた売れ残りの子グマのぬいぐるみ、これを奥様にプレゼント。そしてよく利用していた駅の名前から、パディンドンと命名。
フォトスポットにも駅名が。


そして、1957年に主人公として物語を書き、先のフォートナムの挿絵を入れて出版。そして、27冊のシリーズとした。
ちなみにパディンドンを拾う夫婦はご両親がモデルなんだとか。




「Please look after this bear,.Thank you」
と書かれた札を下げ、駅にポツンと佇んでいたんですが、第二次大戦の空襲から疎開する子どもが名札をつけてさまよう姿が見られたそうです。まさに平和への思いが込められています。

第3章
世界のパディントン
パディンドンの挿絵、変わってゆくんですね。また世界に拡がり、多言語に翻訳、デザインする、それぞれ国により、その国らしいカラーやデザインになって行ったのですね。

フレッド・バンベリー画 絵本『パディントンのかいもの』の原画、1973年
Illustrated by Fred Banbery © Estate of Fred Banbery/HarperCollins 2018

R.W.アリー画 絵本『クマのパディントン』の原画、2007年
Illustrated by R.W. Alley Illustrations copyright © R.W. Alley 2018
私もこんなふうにブログ書いた後、寝てることもあるなと(笑)

デイビッド・マッキー画
絵本『パディントンとゆうえんち』の原画、1980年代後半
Illustrated by David Mckee © David Mckee/HarperCollins 2018
遊園地に行ってしまうなんで、これは愛されるキャラやんね。

 日本のパディンドン
1巻『くまのパディントン』
マイケル·ボンド作/ペギー·フォートナム画/松岡享子訳(1967年初版·福音館書店)
松岡享子さんが、翻訳、田中さんからのファンレター(原稿用紙)な微笑ましかったです。
はやく翻訳してくださいと切望されてます。

第4章
パディントン大活躍
ロンドン・イブニング・ニュースに掲載された四コマ漫画が並びます、
中にはイギリスの笑いで、失笑してしまうものも。それもイギリスっぽくて良いよねと。

アイバー・ウッド画 4コマ漫画「パディントンのスチームバス」の原画、1978年
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2018

やはりダッフルコートは脱がないとね、でしっけ(笑)

お、ゴルフクラブ折れそう(笑)

アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2018

第5章
おわりに

ペギー・フォートナム画
『パディントン、テストをうける』の挿絵原画、1979年
Illustrated by Peggy Fortnum 
© Paddington and Company Ltd 2018
背中で語れる、さすが紳士。
お茶目で、失敗するけれど、良い結果が待っている、勇気も与えてくれますね。
パディンドン、永遠に、世界中の人々に笑いと癒しと平和をもたらして下さい。



Bunkamura ザ・ミュージアム
~6月25日