一部で話題になってたので、見てきました。


アーティストの金川さんは、神戸大学発達科学部卒業、東京藝術大学大学院卒業。

実父とその姉つまり伯母を写した写真作品なのですが、どちらも失踪経験者、父は今も時より、伯母は20年間行方不明で、最近発見されたと。記憶ももう無いそうです。
そのお二人を対象にして撮影、考えてみるととても複雑です。

「farther」
2008年より実父を撮影








「Kanagawa Shizue」
2010年より撮影。













なのに、至って普通なポートレート、スナップ写真のように見えます。
まず、そんなものなのかも、そしてどんな思いで撮影されてたのでしょうか。
そこは頂いた小冊子に譲るにして、私にはお二人ともカメラマンである晋吾さんを見つめて何かを語ろうとしてるのかなと、思えてきました。

家族や親族撮るのは、愛情感じる、どうもそれを越えた目線で撮影されてるように思えてなりませんでした。

さて、このシリーズはこのあとも継続される、とのこと、どうななって行くのだろうか。




横浜市民ギャラリーあざみ野
~2月25日