今年の入賞者のラスト、モチーフはホワイトキューブ。
アート作品が際立つような室内展示スペースに、もし何もなかったら、と、言うこれもあり得ない想定で、際限無く連続したら、どうなるのか?

Endlessness White Cube
そのイメージ映像が無限ループで展開してます。







酔います、そして後戻りしたくなります。

ここに作品があるのか、ないのか、それが大問題です。

そして、その対面に
Map
ちょっとブルーがかかった格子模様

そして、タイトルの
In the Walls
今度こそ何かあるのかと、はい、白に何かのグレーが映るが、ほぼ白だと言っても良い



離れて見てもやはり同じく

恐らくホワイトキューブの壁を撮影し、それをこのホワイトキューブの申し子のような、ここでどうしようとしてるのか。

最近ホワイトキューブでない美術館もちらほらあるけれど、これを考えたのは誰だろう、との疑問を投げ掛けられてるようなのですが。
これからも作り続けられる、アート作品、これらの壁が埋まってしまわないだろうか、それとも?

いえ、無限ループのように限り埋まらない事は無いのなのなもしれない、何故なら人間が作れば良いのだから。



SHISEIDO GALLERY
~8月20日