親と子、親の方が楽しんだりして(笑)

トーハク所蔵の名品長谷川等伯「松林図屏風」およびフリーア美術館所蔵(アメリカ)の尾形光琳「群鶴図屏風」の複製を展示し、屏風とその描かれたものに親しもう、そして更に深く味わおうとの企画です。

どちらも複製ながらとても精密に再現されており、それに映像を合わせて、それぞれの世界をダイナミックに、また愛らしく表してました。

松林図屏風の部屋には畳があり靴脱いで上がれます。スクリーンが湾曲しており、迫力満点、吸い込まれそう。

群鶴図屏風の部屋、あ、映像は、と最初戸惑いました(笑)鶴が可愛い、屏風から飛び出したようでした。部屋が別なのでご注意あれ。

では順を追って
本館特別5室

最初のコーナーは暗闇

映しだされる松林
ここ、もうひとつ癒しの効果のある、あれが。

鼻をくんくん(笑)して進みますと

このコーナーが。








この鷹が飛びます。

四季の景観がスクリーンに映し出されます。



見事に松林、松林図を取り囲みます。



あれ、もうひとつは?
本館特別4室
ショップの前の部屋です。
群鶴図


屏風の構造の説明とミニチュア、触れられます。


こちらは言われなければ複製だとは気がつかないかも。




なんだこれだけ?
あ、壁に映像が、鶴が現れます。



ここが実は一番好きかも。

屏風に帰るように見えます。

ねっ。

さて、この複製、松林図屏風はトーハク、群鶴図屏風は東京都美術館が所有されてます。普段は見られないと思いますが。

さて、閉館時間までまだ時間有り。
本館第18室を覗くと



岸田劉生
《麗子微笑》


向こうには屏風が・・・時間切れ


表慶館は見事なライトアップ

東京国立博物館

「びょうぶであそぶ」
~9月4日

《麗子微笑》
~10月1日