
注
写真撮影はブロガー内覧会で特別に許可頂いております。
【特別展】伊藤若冲 生誕300年記念
ゆかいな若冲 めでたい大観
ブロガー内覧会に参加して来ました。
総論としては、ほんと、ゆかいな、かつ、めでたい特別展だと思いました。←そのまんまやんw
実はこのめでたい、その感覚自体も私は以前はほとんど持つことはなかったもので。
そういうものは昔から決まり、私には直接関係無いみたいな。
実はめでたいと言うのは特に意識しなかったた、それが正しいようです。
それに、山口晃さんの言葉のように、日本的なものを軽視する時代の風潮だったからかも。
まあ、この数年来美術を見て行くと、吉祥ものとかよく聞くようになりましたし。
それが、何だか、年を取るにつれて、めでたいことは良いことだとと思うようになるような気がします。
おまけにめでたいものはめでたいのだと、そのまま受け入れてしまう傾向が。
片や、ゆかいな方は大丈夫です。
今回の展覧会の若冲は、山種美術館蔵でなく、個人蔵からの出展で初公開が並び、初 のマークがしてあります。
まず、今回最初の作品
伊藤若冲
「河豚と蛙の相撲図」

73才の作品
フグとカエルの相撲、あり得ないけれど、かわいいなあと見てとれますが、実は人と人との争いを比喩して描かれたのだとか。フグはもちろん、このカエルはイボがある事からガマガエルで、どちらも毒を持つ、毒を持つ同士の戦いなので、政治家かはたまた、とのこと。
この賛からも読み取れるのだとか、て、私は読めませんが。
これ以降は、テーマに相応しい作品が並びます。
圧巻は、
「群鶏図」

お得意の鶏
似てる中にも、微妙な変化が見られるようです。
確かに、鶏の顔が違います。
この二枚からわかるかな。


若冲の水墨画、天明の大火で焼け出されてお金が必要であった事情からかたくさん描かれたとの推測がある、と山崎館長から説明がありました。
私はそんな水墨画、かの動植綵絵より好きなのです。
モチーフは派手派手の作品と同じ。
水墨画はやり直しがしにくいので、真の実力が出てしまう。
まあ、中には席画という、宴会の余興のような感じもあるが、果たして若冲は描いてるかは、分からない、はず。それほど記録が残ってないので。
めでたいほうは、富士山、鶴、七福神、松竹梅
河鍋暁斎
「浦島太郎に鶴と亀」

三枚の並び、この順番が所蔵者からのお墨付きなんだとか。
狩野一信
「七福神図」

一信、あの五百羅漢図を描いた時と同じくらいの時にこちらも。
とても丁寧です。
もちろん
伊藤若冲
「恵比寿図」
「布袋図」
「大黒図」



恵比寿さんの顔が・・・(笑)
柴田是真
「墨林筆哥」
山種美術館蔵

漆で描かれたもの。
カエルがかわいい、と後になり気がつきました。
あ、
大丈夫
横山大観
「竹」
山種美術館蔵

今回はこれまであまりこちらで見なかった作品が並ぶのも大きな特徴かと思います。
山種美術館
~3月6日