
凄い、凄すぎる
なんたるコレクション
ちょっと大騒ぎすぎか
でも、国際版画美術館って言うくらいだからね、さすがです。
と思うのは、第2室にて、特に。
まず第1室から
仏教版画
信仰心の厚さをどう表すか
摺仏と印仏、たくさんの阿弥陀如来が並べて摺られたり印を押されたり
版画では無いが百万塔とそれにつける教、一つしか無いが多数あれば凄いかも。
与田寺版十二天のうち八天、版画に手彩色でつけた逸品。前日に見た五百羅漢図のようで、レベルが高く、密教の儀式に使われてたくらいだし。どんな儀式?
与田寺は香川県に。

浮世絵
広重「東海道五拾三次(保永堂版)」
約半分ですが、こうして見ると「浜松 冬枯ノ図」が時期柄あってるかな。焚き火の煙が良い感じ。
日本近代版画
棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」
・・・名前は後からつければ良いと思い、・・・と思い制作した
この考え良いですね。
伊東深水、橋口五葉、小早川清などなどの美人画。
そして川瀬巴水の東京風景画。必ず一ヶ所目に留まる所があるように思えました。
山村耕花、大正の写楽、リアルに嫌みの無いデフォルメ。本家以上かも。
左から、山村耕花、デューラー、棟方志功

西洋の版画
世界的に版画が作られだしたのは不明だそうで、14世紀からの作品が見られ、15世紀と言えば↓
デューラー
やはりね、さらに、キリスト、やはりね(笑)
キリストにまつわる伝承の名場面が
と、なーんだ想定内では、とおもわれそうですが、安心して下さい(笑)
これからが面白くなります。
トマス・ショッター・ポイズ
今回初見。
リトグラフの傑作揃い。
パリ市街や近郊の街の名所、例えば、ノートルダム、そ何気ない裏通りとかからの遠景を。日常、街の労働者を描く、当時の風情が伝わります。
まさに、フランスの浮世絵、と言えそうな。
多色刷りで、淡い水彩画のよう。
これホントに良いです、気に入りました。《リヴァージュ街》アブヴィル、川が流れる街をとても上手く捉えてます。

後はピカソ、マティス、シャガール
シャガールの作品《獅子に殺された預言者》が印象的。
そして第2室
現代版画
山口啓介 版画は大きくても良いのでは、と、大きな作品。言われて見れば版画は小さいイメージがありますな。
村上友晴 黒と赤の分からない作品でした。
若林奮 町田市の生まれながらです、ここにも出てますね、版画もやられてたのですね。
百瀬寿 グラデーションの作品。素通りしようと思ってたが、よくよく見てると色々なものや色が見えて来ます。
まず、モネの晩年の色彩かと。
説明では世の中は、いきなり変化があるばかりでは無いことを、表す、そう見ると、とても深い作品かと。
地球の大陸のこと、四季かも・・・
金と銀の上に淡いグラデーションカラーがあるだけで、こんなに色々思えるとは。
外国のものは
アンゼルム・キーファー
こちらも、大きなアンチナチス訴えた作品
ホルスト・ヤンセン
デューラーの再来、私はエゴン・シーレに見えた
ほか
フランク・ステラ
ロイ・リキテンスタイン
ホルスト・アンテス
アメリカとドイツの作家。
版画としてより、モダンアートの展示、もしかして、モダンアートは版画の技法が支えてるのでは?
版画の作品と何を伝えたのか、などなど興味が膨らみました。
またここは見逃さず伺おう!
会期が短いのが厳しいけれど



あ、これも常設展にあります。

町田市立国際版画美術館
~11月23日←明日までか。